オレは以前にこの日記で、８ヶ月で資産を７倍にする方法というのを書いた。いすゞ自動車の株価が３２円から２２４円に値上がりしたからである。その後もいすゞ自動車は値上がりを続け、今年の６月２８日には317円をつけている。なんと10倍になったのである。オレの日記を読んだ後でいすゞ株を買っても十分に間に合ったのである。

　さて、今回オレが投資の対象に取り上げるのは日産自動車だ。企業にとって株価を上げる方法の一つが配当を増やすことだ。今、日産自動車は年間に19円の配当を実施している。８月31日の株価が1192円だから年間の配当利回りは1.6％ということになる。119万2000円出して1000株所有すれば、年間に１万9000円（実際は10％の税が引かれるが）の配当金を受け取れることになる。これは銀行預金なんかよりはるかにいい。

　この配当金をゴーン社長はなんと2008年には年間40円にすると公約している。現在の株価のままなら年間の配当利回りは3.55％にもなる。東証一部に上場している全企業の平均の配当利回りは1.5％だ。配当金を増やせば、自然に株価はその配当にふさわしいところまで値上がりしてくる。単純に考えて配当が２倍になるということは株価も２倍になると思えばいい。４年後には確実に株価が２倍になるのなら、時間は掛かってもこれほど確実な資産運用の方法は他にないということになる。

　ただ、株価というのはある値段に向かってまっすぐ推移するのではなく、上がったり下がったりを繰り返しながら変化するのである。この日産自動車のここ半年の株価チャートを参考にすればいい。誰もが思うことは、４年間ずっと持ったままではなくて、安いときに買って高いときに売ることを繰り返せばもっと増やせるのではないかということである。試しにもっとも効率的に売買ができた場合というのをシミュレーションしてみた。２月から８月末までの半年で、手持ちの100万円を171万円にすることができるのだ。半年で1.7倍、これを４年間続ければなんと資金を70倍にすることができる。しかもこれは現物取引しか想定していないので、信用取引を組み合わせれば100倍以上にすることも可能だ。100倍は極端だが、最低でも２倍になるのなら悪い話じゃないだろう。

　もちろんオレも実は日産株ではたびたび稼がせてもらっている。自分が儲けているから自信を持って書けるんだ。最近では5/31に1090円で２万株買って6/25に1182円で売ったんだが儲け損なったぜ。そのあとでさらに38円も値上がりしたから本当なら260万円儲かるはずだったのに184万円しか取れなかったぜ。完璧に相場が読めるようになるまでまだまだ精進が必要だと実感したよ。
株式掲示板もよろしくな。

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