2004年08月21日(土) |
ロリコンはやはりロリコンである |
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今年7月、大阪府能勢町内の路上で、小学6年の女児2人を車で連れ去ろうとしたとした小学校教諭がいた。この川瀬正博容疑者は55歳のオッサンであった。逮捕され、もちろん起訴された後、証拠隠滅や逃亡の恐れがないということで弁護士からの保釈申請が認められ、さすがにそのままのところには住めないので大津市に転居して休職中だった。
こんな事件を起こしたのになぜか彼はクビにはなっていなかったのである。「休職」ということはいつかまた小学校に復帰して、女児に囲まれてロリロリできる日々に戻れるということだ。その目的のために彼はがんばって身を慎まないといけなかった。しかし、持って生まれたそのロリコン性は簡単には治らないものだった。
川瀬容疑者は今度は夏休み中の女子児童を狙った。8月19日午前11時15分ごろ、滋賀県大津市内のビデオ店で、小学2年の女児(7歳)に現金約300円を見せて、「本を買ってあげる。自転車にお乗り」などと声をかけ、女児を店の外に連れ出し、誘拐しようとした。たまたま店内にいたその女児の姉(10歳)が、川瀬容疑者が連れ去ろうとしているところを目撃し、「何してんの」と声をかけると、すぐに自転車に乗って立ち去ったという。
その日の夕方4時すぎに再び川瀬容疑者は再びそのビデオ店に現れ(ロリコン向けのものでも借りようとしたのだろうか)、それを発見した店員が、「交番の人が聞き込みに来ていた不審者に似た男が来ている」と110番通報した。署員が店に駆けつけたときにはすでに立ち去っていたが、約1時間半後、市内の路上で川瀬容疑者を発見、同署へ任意同行を求めて調べたところ、女児を連れ出そうとしたことを認めたため逮捕したという。
それにしても、保釈中に誘拐未遂をやらかすとはとんでもない野郎である。
この世には無数のロリコン男性が存在する。男性の5割はロリコンという怖ろしい分析さえある。それならもっと事件が起きそうなものだが、犯罪に走るのはそのうちのごくわずかである。世の多くの男性は自分のロリコンという趣味を「娘への愛情」や「アニメへの偏愛」といった形でなんとか昇華させているのだ。残念ながらただロリコンというだけでは死刑や終身刑にはできない。
犯罪に走ってしまう危険なロリコン野郎を更正させる適切な方法はないものか。昔は「子どもを好きな人には悪人はいない」と言われた。今は「子どもを好きなオッサンには危険がいっぱい」なのである。
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