2004年07月25日(日) |
朝青龍、親方なんか張り倒せ! |
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7月18日に名古屋場所で史上9人目の4連覇を達成したばかりの横綱・朝青龍が20日夜、師匠の高砂親方(元大関朝潮)と大げんかして、高砂部屋の玄関ドアなどをぶち壊す大暴れをしていたことが明らかになった。高砂親方は協会関係者の問い合わせに対して「いや、オレには手を挙げていない。部屋を出たあとに入った店で暴れたようだ」と朝青龍をかばった発言をしている。
この発言が正しければ、玄関ドアは自然に崩壊したか、誰かが念力で壊したということになる。全くもって不可解なのである。また、あの塩ジイこと塩川正十郎さんが筆を取ったという部屋の看板を踏みつけたとも言われている。「こんな部屋、いつでも辞めてやる!」とわめきながら踏んづけた様子を想像するのはたやすい。何しろあの角界一の乱暴者の朝青龍なのである。それくらいやりそうだと誰もが思っているのである。
暴れまくる朝青龍に近所の住民も仰天して警察に通報。所轄の本所警察署は「騒動のくわしい内容は分からない」としながら、パトカーを出動させた事実を認めた。しかし、いくら警察官でも暴れる朝青龍を止めることは不可能である。いざというときは発砲して黙らせるしかないのである。
今回の衝突の原因は、8月19日にモンゴル・ウランバートル市、さらに8月31日には都内で開かれるあのかわいい奥さんとの結婚披露宴をめぐってだ。一般ファンもツアーで募って行われるモンゴルでの披露宴のことについて、高砂親方「なぜ先に報告しないんだ」とクレームをつけ、それに対して「たかが親方がオレの結婚にケチをつけやがって!」(と思ったのかどうかはわからないが)、とにかく朝青龍は激怒して、周囲が止める間もなく暴れまくったという。
暴れたくなるのも当たり前である。なぜ自分のプライベートなことまで親方に指図されなければならないんだ。せっかく日本みたいな変な国に来て相撲を盛り上げてやってるのにその態度は何だ!と彼は憤激したのだろう。4連覇を達成した記者会見で「あと2回優勝して、史上初の年間6場所完全優勝を達成したい」と抱負を述べた翌日にこの大暴れを起こしたのだからよほど彼の怒りは大きかったのだろう。
朝青龍に批判的な横綱審議委員会の渡辺恒雄委員(ナベツネ)は「今後、あまりひどかったら、引退勧告もある」と表明したという。野球界の鼻つまみ者のおまえが言ってもちっとも説得力などないのである。負けるな朝青龍、親方もナベツネも土俵の外へ張り飛ばせ!
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