2004年07月24日(土) |
野獣をなぜ野に放ったのか・・・ |
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愛媛県松野町の加形有賀里さん(19歳)が7月19日夜、自宅近くで車ではねられたうえ、高知県内の山中に連れ去られ殺害された事件で逮捕された住所不定無職、宮地恒雄容疑者(39歳)は、決して野に放ってはならない野獣だった。
この男は強姦致傷罪などで過去に3回服役し、いずれも出所してから一週間以内に同様の事件を起こして再逮捕、服役を繰り返してきたのである。まっとうな人間であったことなど一度たりともなかったのだ。そんな野獣をなぜ釈放したのか。目の前の若い女性を誰でもいいから襲うというのがこの外道の生き方だったのだ。そんなことを見抜けなかった裁判官も刑務官もみんな責任をとって被害者の家族に賠償しろ。おまえらの信じる「更正」なんてものは存在しなかったのだ。犯罪の種類に応じて機械的に量刑を科し、流れ作業で犯罪者を処理していくことしかできないのならもはや人間に裁判をやらせる必要はない。それこそコンピューター任せにすればいい。
殺された有賀里さんは、宮地にはねられた際に強く頭を打って意識不明になったらしい。クルマのフロントガラスには人間の頭部が衝突してできたと思われるひびが入っていたという。それほど激しくクルマをぶち当てたのである。彼女は自転車を押して携帯電話を掛けながら歩いていた時、突如この凶行に遭遇したのだ。気を失った有賀里さんを宮地は車内に連れ込んで山中に移動し、そこで襲った時に意識が戻ったので騒がれないように首を絞めて殺害したという。
被害者はそこでいったいどうすればよかったんだ。命が助かるためにはこの野獣に蹂躙されるのをじっと耐えないといけなかったのか。殺されたのは抵抗した自分が悪かったというのか。
宮地容疑者の近所の無職男性(76歳)は、「まさかこんなことをするとは」と声を詰まらせたという。ウソつくなこの野郎。そいつが出所するたびに同様の事件を起こす外道だということくらい近所の人間はみんな知ってるはずだ。「またやると思っていた」くせにふざけたことを言うなボケ。人間凶器を野放しにしたのはおまえら隣人の責任でもあるんだ。なぜ外出したときに必ず警察に「強姦魔が出掛けました、見張ってください」と通報しなかったんだ。3度同様の事件を起こし、4度目の被害者は殺された。もしもこの外道に死刑以外の判決が下って、いつか出所してくるなんてことがあるならまた次の被害者が確実に出てしまうのである。いったい誰がその事件の責任を取れるのか。
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