2004年06月26日(土) |
今度の選挙はわざと負けるのだ |
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参院選が公示された。今回の重要な争点は年金問題だそうだが、自民・公明・民主の三党ははっきりと社会保障の財源のために消費税は上げると公言しているのである。全くふざけてるのである。社会保障費と消費税がなぜリンクするのだ。国民を舐めるのもいいいかげんにしろと言いたい。もしも働きの悪い男が、「家族を養うためにほんの少し給料を上げてください」と訴えるのなら世間は同情もするが、「風俗店に行きたいから給料を上げてください」と主張したらアホかと笑い飛ばすだろう。
年金会計が破綻する理由は、そのゼニを無駄づかいして何兆円もの損失を出した馬鹿官僚や、納付率が下がってきてもきちっと集めるための工夫をしなかった無能な連中や、自分も掛け金を払っていなかった無責任な政治家どものせいである。大多数の善良な国民にとっては全く何の関係もない。それなのになぜオレたちがその責任を負わされ、消費税から負担させられるんだ。わざわざ馬鹿の尻ぬぐいをさせられなきゃならないんだ。全く頭に来るぜ。
今回の選挙で消費税値上げに反対しているのは残念ながら社民党と共産党しかない。ジャスコの息子が党首になった民主党は、国民を裏切って消費税値上げを支持する側に回ったのである。ただ、若者が年金問題に一番強く関心を持っているというのもおかしな話である。そんなことが自分に関係するのは何十年も先のことであり、若いうちから老後は年金をあてにしているというのも情けない。なぜしっかりゼニを稼いで大金持ちとなって、そんなはした金は笑い飛ばせるようになろうとしないんだ。とことんケツの穴の小さいヤツらだぜ。
前回の衆院選で民主党が負けたときに菅直人は馬鹿だと思ったが、今回の選挙で最初から負けるつもりでいる新代表の岡田克也はもっと馬鹿だ。消費税の値上げを選挙の争点に据えて「民主党は消費税を上げません」と大々的にアピールするだけで絶大な勝利を得られるのである。今から15年前に土井たか子の社会党が大勝したことを覚えてるだろう。消費税反対を旗印にして「ダメなものはダメなんです」と訴えただけで勝てたのだ。あれをもう一回やればいいのである。
しかし、岡田克也は選挙に勝つことなど何も望んでいないのである。それよりもジャスコが儲かる方が大切なのだ。本音を言えば民主党などどうでもいいのである。野党の方が気楽なのだ。下手に政権を取れば忙しくなるし自分が無能なのがばれるしとにかく大変なのである。
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