2004年06月12日(土) |
子どもをじゃんじゃん殖やすんだ! |
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合計特殊出生率が1.29になったという。この数字が2を割ってしまえばどんどん人口は減少していくわけだから、1.29という数字は大変な少なさである。このまま行くと日本人の人口は将来ゼロになってしまうのである。こんな数字が出る理由は、結婚しない女性が増えてるからだ。結婚した女性が産む子供の平均数はほぼ2.2人で過去30年間横ばいである。
ここで将来の人口減少を食い止める方法は二つしかない。一つは結婚していない女性にどんどん子どもを産んでもらうことである。未婚の母であろうが、離婚した女性であろうが希望すればどんどん子どもを持てるようにし、社会がそれを支える態勢を作ることである。産休は3年〜5年くらい取れるようにして、その間の給与は公費で100%補助されるようにすればいい。その後も子どもの養育に必要な額の公的給付は簡単に受けられるようにする。極端な話、不倫でもどんどん子どもを作ってしまえるようにするということだ。
もうひとつの方法は結婚している人が平均2名しか育てない子どもを3人にしてくれるように、3人目の子ども以降は一人あたり年間100万円を15年間に渡って給付するという制度の創設だ。子どもが5人いれば年間300万円の給付が受けられるわけだ。ローンの支払いを楽にするために三番目の子どもを作る人も出てくるだろう。実際の所、子育てにはかなり金がかかるし、100万円くらいではかえって持ち出しの方が多いかも知れない。
しかし、現金100万円給付という心理的な効果は大きい。給付した一人あたりわずか1500万円のゼニは、その子どもが成人して税金を納めるようになれば大部分が回収できるし、人口増は社会のあらゆる分野に波及効果をもたらすわけで景気回復効果も大きい。人口が増えれば家も足りなくなるし、地価も上昇するのである。こうして子どもへの投資は何倍にもなって返ってくるのである。これは意味のないダムを造って土建屋を儲けさせ自然を破壊するよりはるかに意味のある公共投資である。
ところがこのように絶対に成功する経済政策を実行できる政治家は残念ながら一人もいない。地域振興券という名の意味のないばらまきをさせる馬鹿はいても、オレのような役に立つアイデアを持っている者は誰もいない。そんな馬鹿政治家どもに貢ぐためにオレは毎年高額の税金をふんだくられてるのである。手をこまねいて見ているだけのアホ政治家どもよ。国会で乱闘しているヒマがあったらオレの日記でも最初から読んでみろ。てめえらの馬鹿さ加減を思い知るだろう。
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