2004年06月07日(月) |
タバコを吸うヤツにはバカが多いのか? |
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禁煙に成功した受験生は、喫煙を続けた受験生よりも大学合格率が高い、という調査結果が5日、日本呼吸器学会東海地方学会で発表された。名古屋市の名鉄病院の医師が、大手予備校(名古屋のことだからおそらく河合塾だろう)の協力を受けて、浪人中の寮生の男子約100人を対象に調査した。結果は喫煙者の合格率が25.9%だったのに対し、禁煙成功者は36.8%、非喫煙者は40.7%だったという。
調査では喫煙者の合格率が低いことよりも、禁煙に成功した受験生の合格率が上昇している点に注目しているが、どう考えてもこの調査はフェアじゃない。浪人生で喫煙の習慣のあるヤツというのは基本的に勉強しないヤツが多い。差別的な言い方だが、オレは喫煙というのは一種の薬物依存であると思っている。その依存から抜け出せない意志の弱い人間が、受験勉強という苦行に耐えるだけの能力に欠けていることは自明のことである。最近は喫煙者を採用しない企業も増えているが、タバコを一服している時間分は仕事しないわけで、そいつらに同じ賃金を支払えばかえって不公平なのである。
また、未成年で喫煙の習慣を持ってるヤツというのは基本的に社会のルールを遵守しようという精神の欠けた人間である。いわゆる非行少年、不良少年の類である。小学生で喫煙の習慣のあるヤツにおそらくまともな人間はいない。小中学生にとって喫煙はまじめに勉強するという習慣の対極に位置するのである。当然のことだが成績が良いわけがない。喫煙習慣のある受験生と喫煙しない受験生の集団の偏差値を比較すれば前者の方がはるかに低いはずだ。だから上記の合格率の差は、偏差値の高い受験生と低い受験生の集団を比較して、偏差値の高い受験生の集団の方が合格率が低いという当たり前のことを発表してるにすぎないのである。
禁煙成功者というのは「悪い習慣を断ち切ろうとした」という点で、克己心や自制心にすぐれていたわけだから、それが受験勉強に必要な要素であったことは言うまでもない。馬鹿から抜け出そうと努力した人間の合格率が上昇するのは当たり前のことである。
ハードボイルドな風貌には似合わないのだが、オレは全くタバコを吸わない。これまで全くその習慣がないのである。父親がヘビースモーカーだったことも影響している。「あんなふうになったらダメだ」という反面教師としてオレはずっと父を見てきたのである。タバコを吸う女はもっと苦手である。そんな育ちの悪い女とは付き合いたくないのである。キスするときにタバコの匂いがするなんて全く興醒めである。頼むから半径2以内に入らないで欲しいのである。
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