2004年06月06日(日) |
おまえら、みんな議員やめろボケ |
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今国会最大の焦点の年金改革関連法は6月5日午前の参院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決・成立した。民主、社民両党は欠席したが、共産党は出席して反対した。国会でもみ合うオッサンどもの映像がテレビで流れるのを見ながらオレはひたすら脱力していたのである。まともに討論もできない頭の悪い連中を議員に選んだのはいったい誰なんだ。どうして国会議員というのはここまでそろって馬鹿しかいないのか。
多数派の横暴によって強行採決されることは逃れられないにしても、年金改革法案の持つ問題点や矛盾点を堂々と演説の中で国民に強くそしてわかりやすくアピールし、自分たちがどんなすばらしい対案を用意しているかを示し、その上で潔く敗れ去ることが野党議員にとって必要だったのだ。自民党と野合している公明党に対して、賛成することがいかにおまえたちの党を支える庶民を裏切ることであるかを指摘しなければならなかったのだ。たとえ負けることが必然の戦いであっても、いかに負けたかを国民は注視しているのである。
それがあの恥ずかしい茶番はなんだ。おまえら民主党議員にできることは審議拒否と牛歩戦術しかないのか。何が戦後最長演説だ森ゆうこ。中身のないくせにただ長い演説など馬鹿の証拠だろう。そんなことで民主党が次の選挙に勝てると思ってるのか。採決されたくなくて駄々をこねているだけの馬鹿の集団に誰が投票してくれると思ってるんだ。牛歩なんて、土井たか子を思い出すぜ。消費税に反対したとき「ダメなものはダメなんです」という迷言を残したあのオバタリアンの取った戦術だったな。そんな情けないことをやってたから社会党が崩壊したんだろう。まだわからないのか馬鹿。
小泉総理が若手議員に向かって、国会でのマンガや携帯メールを注意したという。野党の茶番に付き合って与党も馬鹿合戦で応じているだけのこと。こんな幼稚園並みの連中が我が国の最高機関とは情けなくて涙が出そうだぜ。
日本が泥沼の戦争に向かっていた昭和15年2月2日、衆議院議員・斎藤隆夫は日中戦争処理に関する政府批判演説をおこなった。国民の犠牲が拡大する中、戦争で疲弊する国民の気持ちを代弁して彼は国会の壇上で叫んだ。「国家百年の大計を誤るようなことがあれば、政治家は死してもその罪を滅ぼすことはできない!」その斎藤を待っていたのは、帝国議会議員除名という決定だった。それから64年が過ぎたのだが、彼以来誰一人として命をかけて国民に正義を訴え、心に響く演説をした政治家はいない。
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