2004年06月01日(火) |
負けるな、清水健太郎! |
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清水健太郎「失恋レストラン」と言えば名曲である。このオレもカラオケでちゃんと歌うことができるし、1位になったと思ったらもう翌週には忘れられている最近の曲に比べればはるかに多くの人に愛された曲だ。まじめに精進していれば清水健太郎はこの一曲のおかげで一生食べていけたのである。しかし、彼が愛したのは歌ではなく覚せい剤などの薬物であったこともまた人生の皮肉である。
1983年に大麻取締法違反容疑で逮捕されたのをはじめ、これまでに薬物の所持・使用で彼は3回逮捕されている。あまりにも悪質なため1995年1月には東京地裁で懲役1年6月の実刑判決を受けている。それでも彼は結局更正できなかったのである。5月29日に関東信越厚生局麻薬取締部が東京都台東区内の清水容疑者の自宅を捜索したところ、ビニール袋入りの覚せい剤1つ(約0・24グラム)が見つかり、今回の逮捕に至った。まさかその覚せい剤を「使うために持っていたんじゃない」と言い逃れることはできないだろう。
再再再犯ということで今回はさらに長期の刑が予想されるが、おそらく彼は出所してきてもまた覚せい剤に手を出すのだろう。そしてすぐに捕まるだろう。もう切っても切れないほどの深いつながりになっているはずである。世界のどこかで覚せい剤が合法な国を探して移住するか、あるいは製造元の北朝鮮に亡命して日本向け覚せい剤の品質チェックのお手伝いをするくらいしかオレには彼の第二の人生を思いつけないのである。
しかし、そんな消極的なことでは解決できない。多くの覚せい剤をやめられずに苦しむ人たちのためにも清水健太郎には頑張ってもらわないと困るのである。覚せい剤のせいでぼくはこんなひどいことになりましたと多くの人に注意を喚起して欲しいのである。彼の復活のシナリオをオレはすでに考えている。ズバリ、再デビューの曲名は「シャブ中レストラン」だ。ここはもう開き直るしかない。
歌詞の一部を公開しておこう。
苦しけりゃここでお打ちよ 新しい注射器もあるし
ヤクがこわした君の心を やさしく包む椅子もある
ポッカリあいた胸の奥も 打ち込むヤクでごまかせる
そんなシャブ中レストラン いろんな人がやってくる
好きな女に裏切られて 笑いを忘れた道化師が
すがるシャブ中レストラン もう苦しむこともない 今は
ネェ マスター 作ってやってよ 正気忘れる覚せい剤
正直なところオレは薬物依存の人間と、麻薬や覚せい剤に手を出す人間だけは絶対に関わりたくないんだ。そんなもんに頼って生きてるヤツはろくなもんじゃねえだろう。
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