2004年05月31日(月) |
スクール水着が欲しかった男 |
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高知県警安芸署は5月29日、公立小学校に侵入し、校庭のごみ集積場の上に「学校の設備を壊されたくなかったら、女子用の体操服やスクール水着15枚を用意せよ」などと書いた脅迫文を張り付けたとして、無職、横山智之容疑者(20歳)を恐喝未遂容疑で逮捕した。2回にわたって脅迫文が張られていたことから、受け取り場所に署員が張り込み、そこにやって来た男を逮捕したのである。捕まった横山容疑者は「知らない人に頼まれて来ただけ」と容疑を否認しているという。
最初の脅迫文は5月11日に張られ、その10日後には体操服や水着の要求枚数を減らした上で「28日に取りに行く」と書いた同様の脅迫文が張られた。また脅迫文の中には「身長160センチのサイズ」と指定してあったという。5月28日の夜、水着が入ったように見せかけて置かれたダミーの袋を用意して張り込んでるところに現れたというから笑わせる。それで本当に手にはいると思っていたのなら救いようのないバカである。世の中にはこんな情けないヤツもいるのだ。
ただ、オレが恐れるのは、こういう変態野郎は自分の歪んだ欲望を実現するために凶悪犯罪をやりかねないということである。幼女を誘拐して自宅に監禁したり、騒がれたからと殺したりする行為とこの脅迫は紙一重の差でしかない。それが心配でならないのだ。
いくら医学が進歩してもバカと変態は治らない。バカはたくさん勉強すれば見かけはなんとかごまかせるようになるが、変態は一生モノである。一緒に変態プレイを楽しんでくれる人生のパートナーにうまく出会えればよいが、そのような僥倖に恵まれる変態はごくわずかであり、大多数はいつ事件を起こすかわからない状況で暮らしているのだ。
20歳の成人男性ともなれば、スクール水着ではなくて露出度の高い大人の水着に興奮しないとダメだ。もしも週刊誌のグラビアページを飾る半裸の美女たちがスクール水着ならオレは怒ってその雑誌を地面に叩き付けるだろう。いや、水着や体操着に興味を持ってることですでに変態だ。正常ならば水着ではなくてその中身にこそ興味を持たなければならないのである。もしもこの男が「学校の設備を壊されたくなかったら一番美人の先生とデートさせろ!」という脅迫状を送ってきたのなら、犯罪はやっぱり犯罪だが人間としてははるかにまともだったと思えるのである。この矯正不可能な変態、こんな微罪ならすぐに釈放されてまた事件を起こすのだろう。
しかしこの変態、わざわざ「身長160センチ」と指定したのはいったいなぜだろうか?オレの興味はそこに尽きるのである。
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