2004年05月30日(日) |
阪神タイガースよ、近鉄を買収しろ! |
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なかなか連勝街道ばく進というわけにはいかない今年の阪神タイガース。オレを含めてファンはやきもきしているわけだが、そんな阪神が毎年必ず優勝できるというビッグなプランをオレは思いついた。それは、年間40億円の赤字で存続が危ぶまれてるあの近鉄バファローズを阪神電鉄に無償譲渡するという案である。つまり、近鉄バファローズを阪神タイガースの実質子会社にしてしまうのだ。
このプランのいいところは、簡単にトレードが行えるということで、阪神を勝たせるためにいつでも近鉄を捨て石にできるのである。もちろん近鉄のエース岩隈には今すぐ甲子園のマウンドに立ってもらってセリーグの強打者達をビシビシ抑えてもらおう。また、阪神の若手選手は二軍戦ではなくて近鉄に所属してパリーグの試合に出場することで一軍の高いレベルの中で鍛えることができるのだ。まさに一石二鳥である。日程を調整して、大阪ドームの試合の日はできるだけ甲子園と重ならないようにすれば観客動員も期待できるだろう。
阪神グループにとって、年間40億円の赤字などたいしたことない。2004年3月決算で阪神電鉄は売上高3073億円、当期利益55億円という過去最高の利益を記録しているのである。今年も主催試合がほとんど満員で、昨年の入場者数330万人を大幅に超えることは確実だ。現在延伸工事中の阪神西大阪線が難波まで開通したら、神戸から大阪ドームへ直行する特急を走らせることもできる。そこで試合をするのが近鉄なら、せっかく延伸開業しても値打ちが半減だ。近鉄球団を吸収してこそはじめてこの延伸が意味を持つのである。
もちろんこの夢のプランに対して読売のナベツネが「球団が球団を所有するなどけしからん!」と文句をつけるだろう。だからこの作戦は隠密裏に進めないとだめだ。実質の球団オーナーが阪神電鉄であっても、匿名の投資グループや企業を名目上の所有者に仕立ててごまかさないといけないのである。アート引越センターやワコールといった関西の有力企業が買ったように見せかけて、実は阪神が実効支配しているというカラクリにすればいい。
阪神タイガースを常勝軍団にするためにはこれくらいの思い切った手を打たないとだめだ。昨年を見ればわかるように強かったら客は入るのである。毎年優勝争いをするためには、思い切った補強策も必要だ。2球団所有すれば毎年逆指名で4人の有力新人が逆指名で採れるのである。
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