2004年05月21日(金) |
脱税車両をバンバン取り締まれ! |
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今年も自動車税の納入の時期が来た。毎年のことなので忘れないが、我が家は普通車二台を所有しているために合計7万4000円も払わないといけないのである。ところが世間にいるのはオレのようにきちっと払っている善良な市民だけではないのだ。大阪府は全国ワーストの滞納額を誇っていて、2002年度の滞納額は66億円(16万件)もあるという。
その滞納を減らそうと、大阪府は「目標6億円」(たった10分の1しかとれないのか?)と掲げて、悪質な滞納者にはクルマを差し押さえて売却するなどの方法に出るらしい。お役所仕事はこれだから困るのである。そんな悠長なことをしているからいつまでも脱税野郎は減らないのだ。
大阪の場合は特に払わないヤツらは計画的犯行なのである。車検切れまで乗ってそのまま捨てるようなクルマの税金など初めから払う気持ちがないというのが連中の本音だ。売却されても、もともとタダ同然のクルマなので痛くもかゆくもないのである。なぜ警察と連携してしっかりと取り立てないのか。役所は役所、警察は警察という縦割り行政の弊害がここにある。脱税車両の取り締まりを警察に代行してもらって、取り立てた金額の10%を謝礼に警察に支払うなどの方法にすれば、警察も堂々と裏ガネが作れて偽名領収書など使わなくてもよくなるぜ。大阪府も滞納額を一掃できるじゃないか。
税金を払ってないクルマはナンバープレートですぐに分かる。飲酒運転の取り締まりみたいに道路で検問を行って、見つけたらその場で車両を没収し、ドライバーにはそこから歩いて帰ってもらえばいいのだ。きちっと納税するまでそのクルマは返さなかったらいいのである。取り締まり中にヤクザの金融屋が借金のカタに取り上げたクルマとか、車台番号を張り替えた盗難車などもきっと見つかるだろう。だったら一石二鳥である。クルマは没収、ドライバーはそのまま逮捕してしまえよ。実に簡単なことじゃないか。
クルマを維持するにはとにかくゼニが掛かる。自動車税だけではなくて任意保険の掛け金も払わないといけないし、タイヤは減ってくるし乗れば乗っただけガソリンを喰う。その負担に耐えられるものだけがクルマに乗るという贅沢を味わえるのだ。脱税車両を取り締まるついでに運転のへたくそなヤツらもどんどん取り締まってくれ。道ばたの歩行者に突っ込んだり、歩道を突っ走って通園中の幼児をなぎ倒したり、中央分離帯に激突したりと免許を持ってることが不思議なヤツらが多すぎる。
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