2004年05月04日(火) |
大リーガーのくせに卑怯だぞ! |
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大リーグ・パドレスの大塚晶則投手が活躍している。5月1日のメッツ戦の三番手で登板して1回無失点に抑え、クローザーのホフマンにつないで6連勝に貢献した。これで12試合連続無失点ということになり、投げるごとに注目が高まっている。
しかし、この大塚の投球に対して、メッツのハウ監督が不正投球だと抗議してなんとこの試合は提訴試合となった。8回から登板した大塚が、5番スペンサーに第1球を投じた瞬間にハウ監督はベンチを飛び出した。「オオツカの投げ方はおかしい」。走者無しでもセットポジションで投げる大塚は、足を上げると同時に、顔の高さに上げたグラブから1度ボールを持った右手を離し、再びグラブに入れて腕を振り始める。これをハウ監督は「明らかにグラブから腕が離れている」と審判団に二段モーションであると主張したのだ。マーキス一塁塁審は「走者無しでは問題なし」としながらも、メッツ側の要望でMLB機構に判断を仰ぐ提訴試合の手続きをとり試合を再開した。
力と力のぶつかり合いである大リーグで、このようなせこい抗議が行われたことに対してオレは驚いている。しかし、彼らの根底にある人種差別意識が「東洋人の一風変わった工夫」を排除することはよくあることだ。ミュンヘンオリンピックの平泳ぎで金メダルをとった田口信教の工夫したドルフィンキックはのちに泳法違反とされ、ソウルオリンピックの背泳で金メダルをとった鈴木大地のバサロは同様に禁止となってしまった。自分たち白人が勝てないからと、なぜいきなり禁止にするのか。効果があるのなら自分たちも同じようにすればいいのに、ルールを変更することで日本人に勝たせないようにしてきたのである。全く卑怯な連中である。逆に日本の国技である相撲は、外国人に不利なようにルール改正しなかったために現在の外国人頼みの状況を招いてしまったのである。どちらがよりフェアプレーの精神を守っているかは言うまでもないだろう。
冬季オリンピックで日本人選手がジャンプの上位を独占しないようにスキー板の長さに制限を加えられるということもあった。スキー板が身長に比例するように決められたために、小柄な日本人選手はスキー板を短くしないといけなくなり、十分な浮力をかせげなくなったのである。いっそのこと全部同じ長さに決めてしまう方がフェアじゃないのか。こういう姑息さがオレは許せないのである。
大塚、今度メッツとやるときはベンチの中のハウ監督の顔にボールをぶち当ててやれ
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