2004年05月03日(月) |
捕虜虐待は米兵の唯一の娯楽である |
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激しい抵抗にあって多くの犠牲者を出しているイラク駐留の米兵が、ストレス解消のために捕虜いじめをしている情けない実態が明らかになった。なんとも恥ずかしい連中である。
米CBSテレビが28日に放映した拘束イラク人の写真の中には、全裸で並んだ4人のイラク人の前で、女性兵士がくわえたばこで両手を拳銃のような格好にして性器の部分を指している写真や、4、5人を全裸にしてピラミッドのように組ませ、その背後で男女の米兵がポーズを取っている写真がある。記念写真気分でふざけていた様子が見事に伝わってくるのだ。
この連中がやってることは、ベトナム戦争の時に虐殺したベトナム人の死体の前で記念写真を撮っていた無神経さと本質的には何も変わっていないのである。残念ながらこれがイラク占領軍の実態なのだ。イギリス軍兵士などはもっと過激な虐待写真で笑わせてくれる。布袋をかぶって上半身裸の男性に向けて、迷彩服の兵士がオシッコをかけているのである。やってることが幼稚すぎて、これでは女王陛下も赤面するしかないのである。
どうもアメリカやイギリスは、イラク人民をフセインから解放するためにイラクに侵攻したのではなく、フセインに代わってイラク人民をおちょくるというのが目的だったようだ。これらの写真を見せられたらそうとしか思えないのである。こんなことしている連中に正義もへったくれもない。ただのならず者どもだ。そのならず者から自分たちの自治を守るために、今イラク人民は抵抗の戦いをしているのである。間違っても自衛隊は米軍に協力してイラク人民虐殺に加わってはならないぞ。どちらが正義なのかしっかりと判断してもらいたいものである。
ジュネーブ条約では捕虜の虐待は禁止されているはずだ。それにも関わらずアメリカは、アフガニスタンで捕虜にしたタリバン兵をアルカイダの一味として猛獣の檻のようなところに収容していたくらいだ。今イラク人捕虜を虐待しているのもその延長線上にある行為である。もっとも太平洋戦争の時は、ただ日系人というだけで一般市民の財産を取り上げ収容所に入れたくらいである。アメリカ人から見れば東洋人もイラク人も、立場を尊重して対等につきあうような相手ではないのだろう。その価値観がたまたま戦争という非常時に極端な形をとって現れただけのことである。
腰抜けの小泉純一郎くんよ、あんたにこの虐待を非難するだけの勇気があるか?どこまでブッシュへのごますり外交を続けるつもりだ。こんなヤツが日本の総理だとは情けなくて涙が出そうだぜ。
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