2004年03月26日(金) |
尖閣諸島に不法入国した馬鹿 |
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中国からわざわざ靖国神社に落書きしに来た馬鹿がいたのである。狛犬をスプレーで赤く塗ったのである。もしもホワイトハウスや自由の女神に「鬼畜米英」などと落書きする日本人がいれば、そいつは救いようのないアホと思われるだけである。ところがこの落書き野郎は中国の反日運動家の間では英雄視されているのだ。中国民間保釣連合会と名乗り、なんと尖閣諸島に不法入国するという自慰、いや示威行動をとったのである。もちろん七人全員は沖縄県警に逮捕された。
尖閣諸島が歴史的にも日本の領土であることは過去の経緯からも明らかであり、戦前は250人の島民が暮らし、米軍による沖縄統治時代には魚釣島は射撃訓練場として使用されていた。八重山諸島の一部とみなされ、今は石垣市に編入されている。石垣市役所には1919年に魚釣島で遭難した漁民救助に関する中華民国政府からの感謝状がある。そこにははっきりと「日本帝国八重山郡尖閣列島」と明記されているという。
この島々に対して中国や台湾が領有権を主張しだしたのは1968年に海底に資源埋蔵の可能性が明らかになってからである。そこに利用できそうな地下資源が存在するというだけで中国はチベットに軍事侵攻し、住民を大量虐殺して寺院を破壊し、14世ダライラマは亡命を余儀なくされたのである。役に立つ島なら他国の領土でも勝手に領有権を主張するのは中国の常套手段なのだ。
このような動きに対しては日本政府は断固として抗議しなければならない。話し合いによる解決は不要である。なぜ他人の土地を自分のものだと言い張る無法者に対して話し合いが必要なのか。もしも相手が力づくで来るなら、こちらも自衛隊を派遣して領土を防衛するだけのことである。北京の日本大使館前では日の丸が燃やされた。国旗や国歌というわが国の象徴を侮辱されたことに対して、政府は激しく抗議するとともに、円借款を即時停止すべきである。はっきり言って日本は舐められてるのである。
中国外務省の孔泉報道局長は3月25日の定例会見で、「中国の領土主権と中国公民の人権に対する重大な侵害であり、即時、無条件の釈放を求める」と語ったという。天安門事件で民主化を求める市民に無差別に銃弾を撃ち込んだ国家の代表が、「人権に対する重大な侵害」と発言するとは噴飯ものだ。本当に人権の意味が分かってるのか。お前たちが人権を語ることは、人殺しが生命の大切さを訴えてるようなもんだぜ。
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