2004年03月23日(火) |
江角マキコ、おまえが払え! |
携帯用URL
| |
|
この世でオレが一番嫌いな人種は「偽善者」というヤツらである。入所させた老人からゼニを搾り取ったあとで虐待して殺す老人福祉施設経営者。武器を世界に輸出しながらテロの撲滅を叫ぶブッシュ大統領。入学試験の面接で寄付金を露骨に要求する大学総長。悪人なら悪人に徹する方がまだマシだ。善人の仮面をかぶってウラで手を汚している連中には唾を吐きかけてやりたくなる。
国民年金の納付を勧めるクソCMも偽善の最たるモノである。いたいけな子どもに向かって横柄な口調で「国民年金がもらえなくなるなんて誰が言ったの?」と江角マキコが詰問するのだが、その詰問している当人が実は払っていない張本人だったのである。なんとも恥ずかしい話である。
社会保険庁は昨年6月に江角マキコとCMの契約をした際、広告代理店と所属事務所を通じて文書で確認したとしているが、そのときは「ちゃんと払っている」という返事だったそうだ。とんでもないウソツキ女だったわけだ。それとも「仕組みをしらなかった」などの言い訳をするのだろうか。それではただのバカということでもっと恥ずかしいのである。
江角マキコの所属事務所「研音」は「指摘を受けて即座に納付した」と釈明。過去2年間にさかのぼって納付に応じたという。過去の未納分をさかのぼって納付できるのは2年だけだからである。それ以前の未納分はようするに「踏み倒し」したのである。37歳の江角マキコは成人してから十数年、OL時代だったほんのわずかな期間を除いて全く払っていなかったようである。
この広告は「年金週間」のある昨年11月にテレビのCMで流したほか、新聞や雑誌などにも掲載。ポスターも約3万枚作製し、市町村や社会保険事務所などで張り出した。こうした広告費は約6億2000万円掛かり、国民年金保険料から賄われたという。このままではドブに捨てたようなものである。ぜひとも損害賠償請求の訴訟を起こして全額回収してもらいたい。
社会保険庁総務課は「明快なメッセージを伝えるのにふさわしい個性を持っていることを理由に選考したが、遺憾だ。(今月末までの)契約の解除も検討したい」としている。解除する必要など全くない。逆にこのクソ女を利用すればいいのである。江角マキコが首に「わたしは国民年金を払っていませんでした」という看板をぶら下げて歩き、周囲を取り囲む人から罵られ石をぶつけられ、年金手帳で頬を叩かれ、血を流して力尽きて倒れる場面を流すのだ。「納付しないとこうなる」というテロップとともに。視聴者の反発を招いた前回のダメCMよりもはるかに大きな反響があるだろう。一気に国民年金の納付率が上昇するのは間違いない。
前の日記 後の日記