2004年03月20日(土) |
びっくり! ミミズご飯なのだ |
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北海道登別市の小学校の給食の米飯に、ミミズ1匹(体長6.5センチ)が混入していたことが分かった。市内の食品業者が炊いたもので、委託している北海道学校給食会が改善を指導したという。登別市教委によると、3月10日の昼、小学校5年の一学級(児童35人)で、給食を配膳しようとアルミ製の炊飯・保温容器のふたを児童が開けたところ、米飯の上にミミズが死んでいるのを見つけたとか。配膳前のため米飯を食べた児童はいなかったという。
不謹慎ながらオレは笑ってしまったのである。ごはんをよそうためにふたを開けた児童が悲鳴をあげた場面を想像してしまったからである。混入経路は今のところ分からないが、炊飯・保温容器は床から10センチの作業台に置いていたらしい。「考えられるとすれば排水溝からミミズが調理室に入り、それが炊飯容器に入ったということもあり得る」と市教委は分析している。きっとミミズは暖かな場所を求めて這い上がってきたのだろう。
まだミミズでよかったかも知れない。もしもネズミが死んでいたりしたら見つけた児童はショックで一生立ち直れないだろう。これも一種のPTSDである。給食会は業者に対して、作業台の高さを60センチにすることや、排水溝の清掃の徹底、倉庫の整理整頓などを指導したという。
食い物に異物が混入するのはよくあることである。今までにオレはハエ入りの天ぷらそばや、小さなゴキブリ入りのラーメンなどに遭遇している。激しく抗議して料金をタダにさせたり新しく作り直させたりしているのは当然である。屋台でお好み焼きを買おうと並んでいたら、焼く前のどろどろした材料の中にゴキブリが落下するのを見たこともある。(いったい誰がそのお好み焼きを食べたのだろうか。)ファミレスのハンバーグにスチールたわしの針金が混入していたこともある。口の中に刺さればケガするところである。
ただ、提供する方もわざとそんなことをしているわけではなく、注意が足りないだけである。もしかしたら混入物によってはメシがうまくなる場合だってあるかも知れない。カメムシが入っていたら馥郁たる香りが漂ったり、マムシが入り込んだらスタミナごはんになって喰った人は精力絶倫なんてことになったりとか。実を言うと、オレは炊き込みご飯というのがかなり好きである。こんなものを混ぜて炊いたらうまくなるというアイデアがあればぜひ教えてもらいたいものである。
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