2004年03月19日(金) |
奈良県知事の柿本を夜露死苦! |
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奈良県が管理するトンネル計125カ所のうち、53カ所でトンネル名の看板に柿本善也知事ら歴代三人の知事の名前が刻まれている。2000年に総務庁行政監察局が、国庫補助金で造られたトンネルに個人名を入れることに対して改善を要望するまでこの慣行は行われていたのである。
看板は大半が御影石製で、製作費は入り口と出口の二枚一組で300〜400万円。看板の大きさは平均で幅3.6メートル縦1メートル。歴代の知事は看板と同じ大きさの半紙を台紙にしてトンネル名を直筆で書き、自分の名前も付け加えていたという。もしかして、トンネルができたことを自分の手柄として宣伝したかったのだろうか。田舎知事の考えることはオレみたいな都会人にはよくわからないのである。
よく観光地で寺社の塀や壁に自分の名前を落書きしたりするバカがいる。アンコールワットにも日本人の書いた落書きが残ってるそうだから昔からこういう恥知らずはいたのだろう。橋や道路のような公共物に勝手に名前を記すのは、暴走族が「夜露死苦」とスプレーで落書きしてるのと同じレベルでまともな大人のすることではない。ところが奈良県知事はトンネルに堂々と自分の名前を書いてしまうのである。それも闇に紛れてこっそり書くのではなく、税金から支出させて御影石に刻ませるのである。同じ落書きでもスケールが違うのだ。腐っても奈良県知事、やることがさすがにでかいのである。これくらい図々しくないと知事なんて立派なお役目はこなせないのである。まるでどこかの国の小太りの独裁者と同じレベルの幼稚さだ。こういう勘違い野郎は、もしかしたら自分の肖像画の前で県の職員にお辞儀させているかも知れないのである。
県民の抗議を受けた奈良県道路建設課は、すでに取り付けられた看板の撤去について「概算で二億円の予算がかかる。取り外すつもりはない」と答えている。別に看板を名前なしのものに掛け替える必要はない。せっかく名前入りの看板をつけたのである。その趣旨を十分に生かして、その下に一言書き加えるだけで十分に県民の怒りや抗議の気持ちを伝えることが可能だからだ。
「この看板製作費に無駄な税金を使わせた男」
それならせいぜい十分の一の予算でできるだろう。やい柿本知事、そう書かれるのがカッコ悪いと思うなら、てめえのゼニで看板をすべて外させろ。このままなら公職選挙法違反で当選が無効にされるぞ。
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