2004年02月27日(金) |
美女と結婚するのは男の夢である |
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男が本当に望むことは何だろうか。ゼニや名誉といったものをいくら手にしても、女にちっともモテなかったら空しいような気がするのである。かといって、女にモテるのは普通はいわゆるイケメンの男性である。容姿に不自由な男がいい女と恋愛したいとか結婚したいと思った場合、なんらかの方法でその不利な部分をカバーしないといけない。スポーツに打ち込んで超一流になるとか(松井秀喜)、受験勉強に打ち込んで東京大学に入るなどの方法である。
そうした目標を達成すれば結果的に裕福な生活を手に入れることができ、ゼニには不自由しなくなる。(もっともばらまいたゼニに群がってくる女どもなんてろくなもんじゃないと思うが。)また、目標を達成しても美女を得ようとしないオリックスの谷選手のような男性もいるが、そういう奇特な男性は絶対的少数派である。
人生の勝利者とはどんな人たちを思い浮かべればいいのだろうか。酒井順子は負け犬の女性について著書で書いたが、では勝ち組の男とはいったいどんな男たちだろうか。誰もがうらやむ美女を恋人にしたり妻にしたりしている男こそが、真に人生の勝ち組のような気がしてならないのである。そういう意味では若村麻由美と結婚した宗教団体「釈尊会」の小野兼弘会長(51歳)などはまさに男の夢を叶えた勝ち組の男だと言える。
小野会長は立正大仏教学部、同大学院修士課程を修了後、79年に「釈尊会」を設立。体重100キロを超えるとみられる体格で宗教界でも知られた存在だという。(絶対に100キロどころじゃないだろう。120キロはありそうだ。)
このニュースを知ってオレが真っ先に思い浮かべたのは山下達郎と葉加瀬太郎だった。小野会長を含めたこの三者の共通点は、「美人と結婚した容姿に難がある男性」という点である。もちろん他にも音楽や宗教で人に感動を与えるという共通点もあるが。ただ、金持ちの宗教家という点で小野氏はうさんくささ満点である。
曾野綾子はその著書で、高額のお布施を要求したり、教祖自らが金遣いが荒かったり豪奢な生活をしている場合は間違いなくその教義は偽物だと書いている。それは足裏診断の詐欺師福永法源や、オウムの松本智津男をみればよくわかる。オレは質素な宗教家以外は絶対に認めたくないのである。十字架に掛けられたイエス・キリストが体重100キロを超える巨漢だったらおそらく信仰は生まれなかっただろう。デブに対する偏見であることは百も承知なんだが、もしも小野会長がスリムなイケメンだったならばこんなことは思わなかったはずだ。
税制上の優遇措置もあって宗教法人はまさに怖いモノなしである。小野会長も芸能人に融資できるほどゼニを貯め込んでいたわけだ。そのゼニ儲けのノウハウを教えてもらえるのなら、このオレも釈尊会に入信したいくらいである。
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