江草 乗の言いたい放題
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2004年01月06日(火) こんなオレでも風邪を引くのである        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 年を取ったせいか、寒さに弱くなった。以前のオレはパッチ(ズボン下とも呼ばれる)をはかないことが若さの証だとやせ我慢していたが、ついに昨冬からパッチのお世話になるようになった。地球の温暖化が進んでいてそれほど寒くなくなってるのに、オレの耐寒能力はそれ以上に低下していたのである。学生時代は真冬でも自転車でガンガン旅行していたのがウソみたいである。もうそのころの体力はないのである。

 現在のオレのスタイルといえば、さすがに
上下組で7万円のアンゴラ100%の下着は贅沢なので、ホームセンターコーナンで買った398円の綿キルト下着の上下。それにユニクロのスウェット上下、そして分厚い綿入りのハンテンなのである。かなり暖かいはずなのである。ところがオレの仕事部屋兼書庫は冬場の室温が5度くらいまで下がってしまう冷蔵庫みたいな部屋だ。いくらファンヒーターを置いていてもやはり寒いのである。風邪を引いて当然なのだ。

 12月中旬のある日、オレはついに風邪でダウンしたのである。その夜は悪寒がして布団では眠れず、こたつに首までつかって過ごしたのだ。そうしてフラフラになりながらも風邪薬や新グロモントを飲んで仕事を休まずに頑張って正月休みを迎えた。そろそろ治ってもいい頃である。しかし、咳はいっこうに止まらず、それどころか二度目の悪寒がオレを襲ったのである。前にも増して激しい咳が出るのだ。そして胸の奥がかすかに痛むのである。もしかしたらこれは何か恐ろしい病気ではないのか。肺炎や結核、SARS、COPDなどの病名を思い浮かべた。心配になったオレは、さっそく病院で検査を受けることにした。

 一日がかりになることを覚悟したのだが、医療費三割負担のおかげか来客はそれほど多くなく、診察と検査を受けて、検査の結果を聞いて薬をもらうまでのトータルが2時間以内で済んだのである。検査は採血、レントゲン、痰の3種類だった。オレを診察した医師は若い女の先生でなんだかうれしかった。リピーターになってもいいと思ったくらいだぜ。最悪のケース結核で長期療養を覚悟していたオレは、検査の結果全く異常なしということで拍子抜けした。胸の痛みの原因も「ただの筋肉痛でしょう」ということだったのである。うれしいけど少し残念なような気持ちである。

 ところが帰りに支払った医療費は5780円もしたのである。これは3割負担だから実際は19250円もかかってるということなのである。安心料とはいえかなりオレは落ち込んだのである。そんなことならうまいものでも喰って酒でも飲んで寝ればよかったのである。さっそく病院でもらった薬を飲んでいるのだが、咳はまだ全然止まらないのである。ちっとも効かないのである。思わずカネ返せ!と言いたくなるのである。


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