2004年01月04日(日) |
道路交通法改正試案 “2004” |
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どうやらこの春から道路交通法が改正となるようである。年間の検挙数は全ドライバーの一割、つまり善良な多くのドライバーを前科者に仕立ててしまう悪名高きあの道路交通法が改正と言うよりは改悪されて、さらに多くのドライバーを罠にはめて反則金や罰金をぼったくるようになるのだ。そのゼニは法外な価格の道路標識に化けて警察天下りの連中が仕切ってる会社に流れるのである。全く許せないのである。
今回の改悪の目玉はなんといっても運転中の携帯電話の使用禁止だろう。今までは直接事故に結びつかない限りOKだったのが、改悪によって運転中に使用しているだけで5万以下の罰金となるのだ。当然この被害はオレにも及ぶのである。渋滞中の信号待ちや踏切待ちの手持ちぶさたなときに、メールを見たり短いメールを作成したりできなくなるのだ。いったいどうしたらいいんだ。
2002年度に起きた事故のうち、運転中の携帯電話の使用が原因のものは約2000件、そのうち死亡事故は50件近くあるという。ここで勘違いしてはならないことは、運転中に携帯電話を使用するから事故が起きるのではなく、運転のヘタな人間が携帯電話を使用するから事故が起きるのである。スピードも同様だ。スピードが即事故に結びつくのではなくて、ヘタクソがスピードを出すから事故につながるのだ。一部のバカやヘタクソのためにオレのような善良で運転技術の高いドライバーが迷惑を被るのである。こんな理不尽なことがあっていいのか。
そこでオレが提案するのは免許にグレード制を設けろということだ。免許証をICカード化してクルマに差し込まないと動かせないようにし、運転記録はそのカードにしっかり記録され、走行距離に応じて経験値が上昇していくのである。当然だが事故を起こしたり信号無視や一時停止違反をすれば経験値が下がるようにする。いかに遵法運転できるかによって経験値を上昇させる。ビギナー、スタンダード、プロフェッショナルなどのグレードを与え、ビギナー免許のものは軽微な違反でも免許取り消しにすればいい。制限速度も免許によって変え、クルマの屋根の部分には挿入された免許カードに合わせたランプが点灯するようにする。車種によってはビギナー免許では乗れなくするのだ。ポルシェやフェラーリがプロフェッショナル免許しか乗れなくても誰も文句は言わないだろう。
プロフェッショナル免許所有者は電話をかけながらでも安全運転できる技能が認められるのである。実際のところ電話よりも運転中にテレビを見たりカーナビの画面を注視したり、助手席の女といちゃついたりする方がはるかに危険である。運転中にいちゃつきたくなるようないい女を乗せてもいいのはプロフェッショナル免許所有者に限定すべきである。ビギナー免許のくせに隣に美人を乗せてるヤツからはびしびし罰金をぼったくって欲しいのである。全く許せないのである。
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