2003年12月31日(水) |
プレミアム献血の時代なのだ! |
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エイズウイルス(HIV)に感染した人の献血血液が検査をすり抜けて輸血に使われ、それが原因で患者がHIVに感染していた可能性が高いことが29日、日本赤十字社の調査でわかった。99年10月の高感度検査の導入後、こうした事例は初めてである。この危険な献血を行ったのは20代の男性で、11月16日に献血した際の検査でHIV陽性と判明したためその血液は廃棄されたが、同じ男性は5月19日にも献血しており、そこから作られた血漿製剤が投与された患者がHIV感染していたことがわかった。
HIVに感染直後はウイルスの量がわずかで、現在の検査技術ではすり抜けてしまう空白期間がある。感染してから10日以内の場合はチェックできないのだ。実際に献血された血液からHIV陽性が見つかった例は2002年度で82件もあったのだ。
さて、大けがや手術などで不幸にして輸血が必要になった場合にどうすればいいのか。このような危険から逃れられる唯一の方法として、オレはプレミアム献血制度の導入を提案する。つまり、絶対安全のお墨付きの血液パックは、提供者の氏名や顔写真を貼付したプレミアムブラッドと呼ぶのである。、特に処女や童貞から献血されたものはバージンブラッドやチェリーブラッドと呼べばいいのである。処女の生き血だったら吸血鬼も大喜びである。そして、輸血の際にそうしたプレミアム血液パックを希望する患者には特別料金を負担させるのである。
貴重なプレミアム血液を確保するために提供者の処女や童貞の人には報奨金を用意する。一回の献血で2万円くらいもらえるようにすればいい。もちろん報奨金目当てにウソの申告をするヤツもいるはずだ。医師の診断書付き処女証明書などを携帯させればよいのだろう。ただ、童貞をいかなる方法で証明すればよいのかオレは悩んでしまうのだが。誰かいいアイデアがあれば教えてくれ。
五木寛之のエッセイには、貧乏な学生が生活のために血を売る話が出てくる。オレに言わせれば身体を売るよりも血を売る方がよほどまっとうな行為なのである。売春はただ金になるだけだが、売血は人の命を救うのである。その貴重な血というものを献血という善意だけに頼って集めていたことがまちがいなのである。よい血液には正当な報酬を支払う、その代わり、よい血液が供給されるように提供者には自己を律して健康を維持することを求める。健全な肉体からは良質の血液が生産できるのである。健康がゼニになるのはすばらしいじゃないか。
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