2003年11月23日(日) |
性的虐待だけじゃわからないのである |
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マイケルジャクソンが少年への性的虐待の疑いで逮捕されたわけだが、この性的虐待とはいったいどのような行為であったのか、具体的には何一つ報道されていないのである。長崎の12歳少年の起こした事件の際も、性的虐待の中身が具体的に報道されることはなく、性に関する想像力の乏しいオレは考えることができなかったのである。(本当は知ってるがここでは書けないのである。)
さて、マイケルジャクソンはいったい何をしたのか? ホモの人なら当然あんなことやこんなことを想像するだろうが、もちろんオレはホモではないのでよくわからない。しかしもしもそのような行為であったならまさにそれは虐待の名にふさわしいものだろう。もちろんこれには異論もあるだろう。そのような行為を心から愛する人にとってはそれは虐待ではなくて限りない快楽をもたらすモノであるからだ。
20歳の女性が12歳の少年とセックスした場合、少年の母親に言わせれば息子は性的虐待を受けたということになるだろう。(父親に言わせればなんてお前は果報者なんだということになるかも知れないが)
今回の事件の場合、少年は自分に加えられた行為をどのようなものとして受け止めていたのだろうか。事実を知らない我々には勝手な判断は下せない。マイケルジャクソンの訴えられた性的虐待が具体的にどのようなものであったのか、それがわからない以上、この件に関して語ることはできないのである。
もう30年以上も前の小学生の頃の記憶なのだが、オレも性的虐待を受けたことがあるのだ。気分が悪くて保健室で休んでいたオレは、パンツ一丁でふとんから抜け出して立ち上がったときに、養護教諭がやおらパンツの中をのぞき込み「まあ、かわいいおちんちんね」と言ったのである。もしかして小さいのか? 比較の対象を持たなかったオレは長い間悩み続けたのである。もしもあのときパンツの中をのぞき込んだのが養護教諭ではなくてマイケルジャクソンであったとしたら、オレは自分の受けた性的虐待の被害を訴え、数億円の賠償金を手にすることができたかも知れないのである。
10年前の事件を知りながら平気で子供をネバーランドに送り込む大人たちに、「賠償金目当て」の人が存在しないと言えるだろうか。目の前の男性が過去に何度もレイプ事件を起こしていると知れば、普通の女性は近づかないのである。
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