2003年11月18日(火) |
高橋尚子よ、もっとメシを喰え! |
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高橋尚子といえばものすごい大食いだと聞いたことがある。あの華奢な身体で・・・と驚く必要はない。オレのようなスマートで精悍な肉体であってもやはり大食いなのだから。たくさん食っても、そのカロリーをきちっと消費できればデブにはならないのだ。
マラソンランナーは42.195キロ走る間に3キロ体重が減るらしい。ということは究極のダイエット方法とはすなわちマラソンであって、わずか2時間あまりで3キロも痩せることができるわけだが、誰でも可能な方法ではない。普通の人間は2時間余りで42キロも走れるわけがない。
マラソンとは少し違うが、大学の時にサイクリング部だったオレは長距離耐久ランというのが得意だった。下関から京都までの約600キロをロードレーサーで23時間弱で走ったことがある。一分一秒も無駄にはできないので、走りながらパンを食いソーセージを食いバナナを食い差し入れの一口おにぎりを食べたのである。そうして栄養を補給しながら走らないと突如力が出せなくなるのだ。ハンガーノックというやつである。オレの場合は「角砂糖」という非常食を常備していてヤバイと思ったら必ず食ったものである。
大学3回生の時に部の行事だった耐久レースでオレは優勝したが、200キロ余りを走り通したオレの食糧はメロンパンと大量の角砂糖と新グロモントだけだったぜ。
レース前にベストウェイトを2キロも下回っていた高橋尚子は、案の定スタミナ不足で後半に失速した。やはり腹が減っては戦はできぬは真理だったのである。レース後に彼女は弁当を二つペロリと食ったという。せめてその一つを試合前に食っていれば、身体の重い前半はスローペースになってしまったかも知れないが、その分後半に一気に加速できただろう。
そしてここからはあくまで仮定の話だが、後半のヨレヨレ状態からもしも高橋尚子が復活できていれば、とてつもないことが可能だったのである。彼女は明治乳業のスポーツ飲料VAAMのCMに出ている。
「途中でVAAMを飲んだら元気が出ました」
と語ることができていたなら、どれほど爆発的に売れることになっただろうか。仮に1本150円が1000万本売れたとすれば15億円もの売り上げにつながったのである。余裕で勝てる状況ならば、わざとバテたフリをしてVAAMを飲むこともできたのである。本当に惜しかったのである。
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