2003年11月10日(月) |
投票に行かないヤツは政治に文句は言えない |
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昨日は衆議院選挙の投票日であった。投票率は59.86%だったとか。これでたとえ過半数を取れたとしても、せいぜい国民の3割しか支持していないのである。選挙権を得てから今日に至るまで一度も棄権したことのないオレははっきり言いたい。
「投票しないオマエらには政治に文句をつける資格はない!」
国民からぼったくられた税金が環境破壊のためにどんどん使われ、ODAのゼニは中国の宇宙開発やムネオハウスに化けるのである。不良債権の処理という名目で何兆というゼニが銀行に投入されるのである。全くバカバカしくて話にならないのである。
自分の一票くらいで政治は変わらないというが本当にそうだろうか?もしも今回棄権した40%の有権者が全員共産党に投票したら確実にとんでもないことが起きていたのである。一度見てみたい気もするのである。
景気が悪くて仕事がないと文句を垂れながら、投票にも行かずに朝からパチンコ屋に並んでいたり風俗店で遊んでるアホからは投票権を剥奪してオレのようなまっとうな国民に何十票も与えるべきである。その方がよっぽど政治はよくなるのである。
今回民主党のマニフェストには「諫早湾干拓の即時中止」という項目があった。ここに注目するならば、環境保護に関心のある国民はすべて民主党に投票すべきなのである。口では環境保護を叫びながら自民党に投票するのは、爆弾を投下しながら食糧も投下しているイラク戦争の米軍みたいなものである。全く中途半端なのである。
民主党の激しい追い上げは受けたものの、とりあえず過半数だけは守れそうな与党三党だが、財界や官僚どもとの腐れ縁を思えば改革が進むとはとうてい思えない。国家の未来を見据えた先見の明もなく、自分たちの既得権を守ることしかこの連中は考えていないからだ。
ヤクザのお友達だった切ちょんまげ野郎・松浪ケンシロウも、愛人に性癖を暴露された山崎ヘンタイ拓も、辻元清美をトカゲのしっぽのように切り捨てて自分を守った土井たか子も小選挙区で落選した。なぜそうなったのか?
論語の中で孔子は語っている。「兵・食・信」この3つの中で何がもっとも大切か? それは「信」だと。「食」を失って国民が餓死してもそれはさして問題ではない。人はいつかは必ず死ぬからだ。国民の信を失えば国家そのものが成り立たないのだと孔子は語った。信を失った政治家が舞台から退場するのもまた歴史の必然なのである。
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