2003年10月08日(水) |
朗報!お金をかけずにダイエット |
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オレはデブではない。しかしこれでも学生時代から比べると肥ったのである。学生時代は体育会系のクラブにいたために激しいトレーニングでカロリーを消費し続けてて肥るどころではなかった。しかし、社会人になったとたんに体重は一割増加し、その結果として大学の入学式や成人式に着たスーツが着られなくなるという悲劇が起きたのである。
手足にあった筋肉はいつのまにか消滅し、美しい腹筋が波打っていた腹には贅肉がつき、見るも無惨な肉体になってしまったのである。ただ、幸いなことに変化はそこで停止した。その後20年近くオレの体重は不変だったのである。これも日頃の精進のたまものである。
さて、別段今の体重で生活に困るようなこともないのだが、たまたまテレビで、肥る体質・肥らない体質はどこが違うのかを特集していた。よくみられる「腹が出る」という現象について、腸間膜にたまる脂肪のために腸の自由な移動が困難になり、その結果腸の周囲にますます脂肪が蓄積されていくことが説明されていたのである。どれだけ腹をへこませることができるかという実験も行われていたが、大きく陥没させられるスリムな体型の人と違って肥満の人はほとんど腹がへこまない。それは、腸が脂肪に絡め取られていて自由に動かないからだという。それなら腸を運動させて周辺の脂肪を燃やせばいいのだが、残念なことに腸そのものは不随意筋であり、自由に動かすわけにはいかない。ところが番組では、その腸間膜にたまった脂肪を燃焼させるために腸周辺の筋肉をいかに動かすかの体操が紹介されていたのである。
もっとも単純で簡単な運動はやはり、深く息を吸い込んで「腹をへこませる」だ。6秒掛けてゆっくりへこませ、3秒で戻すという繰り返しを一日30回などと紹介されていたのである。それでオレも試してみたのである。30回とは言わず、のべつまくなし腹をへこませるこの運動をやることにしたのである。通勤時にクルマを運転しているときなどはヒマなので、座った姿勢でせっせと腹をへこませ、仕事中も服を着ていれば腹がどんな状態か周りにわかるはずがないのでせっせとへこませた。なんと、数日で私のウエストは2センチも縮んだのである。体重も1キロ減ったのである。
全くカネのかからないこんな単純な方法でダイエットできたことにオレは驚いている。オレは今もせっせと腹をへこませている。当面の目標は学生時代の体重に戻すことだ。
しかし、このダイエット方法、日記を読んだ医師の方からすぐに「根拠が無い」との指摘を受けたのである。だったらなぜオレに効果があったのか? 全く謎である。
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