2003年09月24日(水) |
辞めたらそれで済むんか、ボケ! |
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道路族議員の言いなりだった扇千景の代わりに国土交通相に就任した石原伸晃氏は、日本道路公団の藤井治芳総裁を更迭する方針を明らかにした。実質は債務超過状態なのをごまかしに終始し、改革派を左遷したりと我が物顔に振る舞ってきたバカ殿のクビを切るのは当然のことだが、この辞めさせられた男にはいったいいくらの退職金が払われるのだろうか。オレはそれが気になるのである。
オレはこの数年、高速道路の通行料金として何万円も支払ってきた。そのカネの一部がこのクソ野郎の退職金になることが許せないのである。たとえ0.00000000001%であってもやっぱり許せないのである。
後任には民間の経営手腕を持った人を起用する方針らしい。そこで思うのだが、経営手腕を持った人間は民間にしかいないのか?少なくとも、公的機関であってもすべてにおいてそうした感覚は必要だろう。それが欠けてるから税金をドブに捨てるような馬鹿げた施策が行われてきて、国民の怒りを買ってきたのじゃないのか。
そしてもうひとつ気になるのだが、辞めさせればこのバカ殿の罪は消えるのか。少なくともこれまでにもらった報酬をすべて返上させた上で、改革が遅れたことの責任をとらせて財産をすべて没収して道路公団に寄付させ、その上でヒラに降格させて料金所の料金収受業務でもさせるべきである。しかも頭に「わたしが藤井治芳です」と書いたハチマキでもさせて、こうして反省してまじめにがんばっていますと国民にアピールするべきである。
小泉内閣の方針が「無駄な道路は作らず、経費を削減していくこと」である以上、この方針を全く聞く意志を持たなかった公団総裁というのは、敗色濃厚な太平洋戦争末期に無謀なインパール攻略作戦を行い多くの将兵の生命を奪ったあの牟田口廉也中将と同じレベルの国賊級の犯罪者である。
牟田口は日中戦争の引き金となった蘆溝橋事件を起こした連隊の指揮官だったのだが、「オレの起こした戦争にはオレがケリをつける」と豪語していたほどの激烈バカであった。藤井総裁は自分が隠そうとした事実を辞める前にちゃんと明らかにして去っていくのだろうか。このままファミリー企業に天下るなんて絶対に許さんぞ。
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