2003年09月16日(火) |
究極のストーカー野郎は佐渡にいた! |
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モテる男とモテない男、どちらが社会生活を円滑に営むことができるかといえばまぎれもなく前者である。後者の男の場合、女性とつき合うことがほとんどないために、運良く手に入れた関係を守ろうと必死になってしまう。女から別れ話を持ち出そうものならたちまち刃傷沙汰ということにもなりかねないのである。そういう危険な男とは女ははじめからつき合いたくないのである。だからますますモテない男はモテなくなるのである。
一方モテる男の人生には余裕がある。女から別れ話を切り出されても平気なのである。その女を失ってもすぐまた次が見つかるか、あるいはすでに複数の相手をキープしていたりするからである。全くもって許せないのである。
大学のサークルの中には構成員が男女ほぼ同数のいわゆる「カップルになることが目的」のサークルがある。しかし、いくら男女ほぼ同数だからと言って、全員がカップルになれるわけではない。必ず男性にも女性にもあぶれる人が出る。モテない人はどこにでもいるからである。そのモテない人どうしがくっつくかというとこれは磁石の同じ極が反発し合うようなもので、敗者同士が傷口を舐め合うようにはならないのである。全くもって不思議である。
さて、モテない男の発想は単純だ。「来年の新入生から彼女をGETするぞ!」その失敗を4年間繰り返し、あきらめて卒業していくヤツも多い。人生とはきわめて不条理なものである。
さて、おそらくは26年間モテない君を続けただろう佐渡の26歳近藤順の考えた彼女の見つけ方とは、クルマをぶっつけて気絶させた女子中学生を自分の家に拉致してくることだった。「ともだちが欲しかった」「かわいかったからずっと狙っていた」という動機と、同年代の女性にはとうてい相手にされそうもない屈折した変な性格がこの愚行につながったのだという。
オレの感想はひとこと。「わりとまともな親でよかった」なにしろあの佐藤宣行の場合、母親は息子が少女を監禁していることを10年も隠してきた共犯者だったとしか思えないからだ。ただ、監禁が始まってから通報するまでに一週間も掛かっていることを思えば、果たして「まともな親」と言い切ってもいいものだろうか。
合理的な疑問は残るのである。
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