2003年08月19日(火) |
JR関東、ハイウェイバスは飲酒でGO! |
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新幹線の運転士が居眠りする時代である。大勢の乗客の命を預かってるという意識などもはやどこにもないのである。8月18日、午前7時10分に東京を出て東名高速を西に向かったハイウェイバスの乗務員に飲酒しているヤツがいてももうあまり驚かないのである。そいつが蛇行運転を繰り返し事故一歩手前であったとしてもさほどのショックはないのである。「またか」としか思わないのである。
バスが蛇行しているという他のドライバーからの110番通報でパトカーがバスを追跡。東京から約200キロ離れた浜名湖サービスエリアで停まったところを検査したところ呼気からアルコールが検知されたという。運転席近くからは酎ハイの空き缶2本が入ったバッグも、つまみの空き袋も押収された。要するに飲酒しながら高速バスを走らせていたということである。言語道断とはこのことである。
帰省ラッシュによる混雑でJR関東では運転手が足りなかったことは容易に予想できる。ネコの手も借りたいほどの忙しさだったのだろう。だが、ネコにバスを運転させることはできない。それでやむなく2001年2月に酒気帯び運転で摘発されたことがあるという不良運転手を乗務させたのである。ネコよりはましだということである。まさに窮余の一策だったわけだ。
飲酒運転手が乗務するという問題よりも、ダイヤ通りにバスを運行させるということを優先させたのである。それが今回のJR関東の判断だったわけだ。無事に大阪までその飲酒運転がバレなかったらめでたしめでたしだったのである。もしもオレが乗客だったら、その酔っ払った馬鹿を引きずり降ろして、代わりに運転していたかも知れないぜ。
高速道路上には危険なドライバーが数多く走っている。この春にオレは漫画を読みながら蛇行運転している大手運送会社のトラックを中国道で目撃した。そんなのに追突されたら乗用車はひとたまりもないので速度を落として先に行かせた。どうせぶつかるのならオレ以外のクルマを犠牲にしてくれ。高いゼニを払って高速道路を走ってるのにこんな危険と同居しなければならないとはつくづく腹が立つぜ。ハンドルが呼気のアルコールを検知したらエンジンがかからないシステムをクルマに搭載してくれよ。そんなものなら簡単に作れるだろう。
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