2003年08月04日(月) |
ああ幕プリ、エレベーター難民 |
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8月1日〜8月4日、出張で幕張プリンスホテルに滞在した。さて、マリンスタジアムの傍らにそびえ立つ、地上180mもあるこのやたら縦に細長い三角柱のホテルには大きな問題点がある。それはエレベーターの輸送能力である。客室用のエレベータは6基あって低層階用(4〜25)と高層階用(25〜45)3基ずつに分かれているのだが、朝食の時間やチェックアウトの客が集中する時間になると、待てども待てども乗れないという悲劇が発生するのである。1000室を越える客室数に対してたった6基というのは妥当な数なのだろうか。
今朝もやはりその悲劇が起きていた。オレが宿泊したのは10階だったが、朝7時頃にまず朝食のために47階のレストランに上ろうと思っても、エレベーターが停まってくれないのである。来るエレベータがどれも満員で次々と通過してしまうのだ。10分くらい待っても乗ることができないのであきらめて、今度は下りのエレベータを捕まえていったん3階に降りてから、客室階に停まらない展望エレベーターに乗り換えて一気に47階へ上昇してかろうじてレストランにたどり着くことができた。
マリンスタジアムを見下ろしながらの朝食だったが、実は前日には1Fのブッフェレストランで朝食を摂っていたので、今度は気分を変えて別の店で喰おうと思って47階に行ってみたのだ。ただ朝飯を食うというだけで一苦労だったぜ。
食べ終わって10階の部屋に戻り、8時過ぎに外出の用意をしてから再び部屋を出ると、エレベーターの前に十数名のサッカー少年たちが荷物を投げ出して座り込んでいた。いつまでも来ないエレベーターを待ちくたびれているようだった。こんなことでは予定の時間に遅れてしまう。オレは迷わず非常階段で下りることにした。
非常階段の入り口の扉には「非常時以外の通行はご遠慮ください」の表示がある。このままではいつまでたってもエレベータに乗れないというのは明らかに非常時である。迷わず10階から3階まで階段で一気に駆け下りたのである。考えたら昨年も同じ経験をしたのである。もしもあなたが混雑する時期に幕張プリンスホテルに停まるのなら、エレベーター難民となることは十分覚悟した方がいい。でも、どうしてみんな同じ時間にエレベーターに殺到するんだろう。団体が泊まるときは一般客の迷惑も考えて時間をずらしてほしいぜ。
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