2003年08月03日(日) |
いっそ第二東名はアウトバーンにしたら! |
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出張するために新大阪から東京まで新幹線に乗った。静岡県内を通過していて気になったのは、あちこちで建設中の第二東名の橋桁だった。第二東名は静岡県内がもっとも工事が進んでいるらしい。東名の渋滞緩和という大義名分はあるにせよ、二束三文の茶畑が大金に化けてくれるので、地権者たちは大喜びだろうな。ただ、道路公団に売り渡す段階で二重三重に業者の転売を経ているはずだから、最初にその土地を持っていた人間はさほど利益を得ていないかも知れないなあ。本当に儲けたのは情報をもらった議員の身内などだろう。
田舎の山林や田畑が突如札束に化けるという「イナカモンドリーム」を実現してやるために、オレたち都会の住民は高い高速道路料金を払わされるんだぜ。全く気分悪いよ。それにしてもこの真ん中部分だけの無駄な高速道路、なんとかならないか。このままならせっかく造っても利用する人は増えるはずがない。
オレなら第二東名を無駄にしないアイデアがあるんだ。同じ高速道路が並行して二本あっても意味がない。一方をもう一方と大きく差別化することしか両立させられる方法はないんだ。この際第二東名は速度無制限の暴走天国にするというのはどうだ。せっかくフェラーリやポルシェに乗っていても日本では時速100キロでしか走れないから楽しめない。スピードを出せないのなら高い金を払って購入した意味がない。そう思ってる命知らずの馬鹿のための道路としてこの第二東名を活用するのだ。
もちろん料金も通常の高速道路よりも高くする。いっそのこと、時間制の料金にしたらどうだ。30分で走りきったら3000円だが、60分かかれば6000円とか。みんな争ってスピードを競うぞ。ついでに事故を起こしてもその道路内では保険が適用されないことにすればいい。日本にいきなりアウトバーンのような高速道路を造ってしまったら、最初はヘタクソが起こす事故が頻発するに決まっているから損害保険会社も大変だ。保険適用外にしておけばとりあえず保険会社は破綻する心配がないだろう。
それを道路と思うから採算性が問題になるんだ。高速道路の形をしたテーマパークにすればいい。暴走族が全国からそこに集結すれば、一般道路の迷惑も減少してかえっていいかも知れないぞ。しかし、騒音がすごいだろうな。そんなもんは静岡県民の自己責任だけど。
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