2003年07月21日(月) |
読売よ、ホークスを買収しろ |
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ダイエー再建の切り札として、とうとう福岡ダイエーホークス、ドーム球場、ホテルの3点セットが売却されることとなった。売却額は約1000億とか。この不況のさなか、買い手がおいそれと見つかるわけもなく、かといって金がある武富士やアコムが買うとなるとまたナベツネが横やりを入れそうで困ったことである。いっそのこと、中国や韓国の企業に買収してもらえばどうかなどとも思う。
しかし、腐るほどゼニを持ってるところを一つ忘れてはいないだろうか。それはあの金満球団、読売ジャイアンツである。故障ばかりでろくに働かない選手にまで高額年俸を保証し、まるで美女との合コンの合間に試合に出ているような元木大介でも1億5000万の高給取りというバブリーな球団、読売巨人軍ならば1000億くらいの出費は軽いだろう。
読売がダイエーホークスを買収できれば限りないメリットがある。それは「毎年セかパのどちらかで優勝できる」ということである。親会社が同一なんだからトレードもやり放題、一方を優勝させるために戦力を集中させることもできる。ダイエーの強力投手陣をそっくりいただければ、阪神を独走させることもなかっただろう。
「そんなことホークスファンは許さない!」と思ったところで、現実問題の売り飛ばされること自体はどうしようもないんだ。それがイヤなら市民の間で資金を出し合って、市民球団として福岡ホークスをスタートさせるかい?半分の500億は、新日鐵やJR九州に出してもらって、残り半分は市民に株主になってもらえばどうだ。株主様は優待で試合を観戦できるとか特典も与えてやればいい。忘れてはならないのは球団が黒字だということだ。つまり株主様の市民は利益から配当を受けられる可能性が高いということである。自分たちが応援などで盛り上げることで球団の収益が伸び、その結果利益から配当を受け取ることができるわけだから悪い話じゃないだろう。
いっそのこと球団を公営にしたらどうだ。例えば九州の各県が出資した割合に応じて利益の配分を受けるとか。九州出身の選手は必ず入団しなければならないなどの縛りを設けるのも面白い。それにしてもせっかく「ダイエー」と覚えたのにまた名前が変わってしまうのか。なつかしい「西鉄」を復活させろよ。
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