2003年07月12日(土) |
無能な政治家は引き回しの上打ち首 |
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長崎で起きた12歳の少年の事件について、鴻池祥肇という大臣は「罪を犯した少年の親は市中引き回しの上、打ち首にすればいい」と発言したそうである。なかなか思い切ったフレーズだ。日頃暴言ばかり書いているオレにもさすがにそこまで言うことはできなかったぜ。称賛の意味を込めてオレにも言わせてくれ。
無能な政治家は市中引き回しの上、打ち首だ
真っ先にクビを晒されるのが鴻池、おまえでないことを願ってるんだな。
事件の最大の被害者が殺された幼児と両親であることは言うまでもないが、平穏な生活を失って、生涯賠償金を背負っていかなければならない犯人の両親もまた重い十字架を背負ってしまう存在であることを忘れてはならない。幼女殺人の宮崎勤の父親は世間に申し訳なくて自殺してるじゃないか。子供の頃のオレの思考回路の中には必ず
「こんなことをしたら親に叱られる」
「こんなことをしたら親が悲しむ」
「こんなことで親に迷惑をかけられない」
というのがあった。おそらくオレの両親は、いざというときは命をかけてでもオレを守ってくれただろうと思う。決して裕福とは言えない生活の中で大学まで出してくれた恩をオレは忘れることなどない。ところが鴻池、おまえはどうだ。国民の税金から議員としての報酬をもらった上に、政党助成金の分け前にも預かって贅沢三昧、どこに出かけるにも黒塗りのセンチュリーとかで送り迎えしてもらえるけっこうなご身分だろう。いったい誰のおかげかわかってるのか。オレのようにまっとうに納税している市民のおかげでてめえら木っ端大臣はその地位にいられるのだということを忘れるなこの恩知らず。
巨大な税金無駄遣いシステムと化した政府機構を何一つ改革することもできず、地元への利益誘導と利権のことしか頭にない。国家の将来よりも、次の選挙にどうやったら勝てるかを考えてる時間の方がはるかに長い。そんな無能な人間が一人前に少年法について語る資格などないことを自覚したらどうだ。次の国会は9月、それまでてめえらは長い夏休み、地元の選挙区に帰って盆踊りにでも顔を出して、票集めに精を出すのかね。その二ヶ月のうちにも失業率は上昇し、新たな犯罪は発生し、国民の政治不信はどんどん高まるというのにねえ。
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