2003年07月10日(木) |
うんこは恥ずかしいことか? |
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うんこをしない人間はいない。誰もがうんこをするのである。もちろんオレも例外ではなくほぼ毎日しっかり出している。健康のバロメーターなので必ず色や形をチェックする。昔、十二指腸潰瘍で入院したことがあるので再発を怖れるオレは便の色を必ずチェックすることにしている。それなのに世間では排便をまるで恥ずかしい行為のように差別する傾向がある。いったいどうしてなんだ。
小学校の時、学校でうんこをすることは恥だった。女子の場合はまだいい、個室の中で行われている行為がうんこなのかオシッコなのかわからないからだ。ところが男子は、うんこをするためにはわざわざ個室に入らないといけないのである。入るところを見られたら最後、級友にうんこがバレてしまうのである。それが恥ずかしくてわざわざ自分の教室から離れた遠い場所にあるトイレで見つからないように用を足そうとしても、不審な行動はちゃんとチェックされて尾行がついているのである。うんこを終えてほっとした瞬間に友人たちに取り囲まれて
「うんこしたやろ」
「うんこや」
「くっさ〜」
とはやし立てられるのである。なぜたかがうんこくらいでこのように屈辱的な目に遭わないといけないのか。オレの友人の一人は、うんこが友人にバレないように女子トイレでするという作戦に出たが、女子に見つかって変態と罵られたのである。しかし彼は、うんこがばれるくらいなら変態と言われる方がマシだという変なプライドを持っていたのである。
そのうんこ差別は現代にもまだ生き残っていた。なんと、男子用の小便器をなくしてトイレを全部個室にするという小学校が出現したらしい。その理由が
「うんこをしていてもわからないから恥ずかしくない」
と聞いてオレは怒った。まだそんな理不尽なうんこ差別が残っているのか。うんこは断じて恥ずかしいことではないのである。便秘でうんこがたまにしか出ないことの方がずっと恥ずかしいのである。便秘のうんこは熟成が進んでいて人一倍臭いからである。うんこは恥ずかしくないが、臭いうんこは少し恥ずかしいのである。こんな汚い話を食事中に読んだ人がいるかも知れないのである。全く迷惑な日記なのである。
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