2003年07月04日(金) |
目玉焼きにはソースをかけろ! |
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目玉焼きには醤油を掛けるのかソースを掛けるのか? これは意見の分かれるところである。気になったオレはさっそく周囲の人間100名を対象にして調査を行った。
醤油 45 人
ソース 24 人
塩 12 人
マヨネーズ 6 人
塩 4 人
トンカツソース 3 人
ケチャップ 2 人
みそ 2 人
味の素 1 人
何も付けない 1 人
アンケートの方法が「一番多くかける調味料は次のどれか」という問い方だったので、醤油を掛けながら味の素もかけるとか、マヨネーズとソースを混合させるなどという場合はどちらか片方を指定することとなる。味の素が不利だったのはそういう理由からで、実際は他の調味料とあわせて用いられており、使用率はおそらく一位だろうと思われる。また、最も多かったのが醤油派であったということで、奇しくも日本人の味の好みが伝統的な食文化のそのままということもわかった。
マヨネーズを付けるというのが12人も居たわけだが、この人たちはおそらく「なんにでもマヨネーズをつけてしまう」いわゆる「マヨラー」と思われる。極端なマヨラーの中には、冷や奴やマグロの刺身などのような、とうていマヨネーズとの相性がよいとは思えないものにまでマヨネーズをかけるのである。これはもう味覚テロである。そのようなむちゃくちゃは個人の嗜好にとどめておいて欲しいものである。みその二人は当然のことながら名古屋出身であった。
オレは実はソース派なんだが、ただソースをドバドバとぶっかけてしまうのではない。こだわっている食べ方があるのだ。おいしそうだと思えば試してみればいい。まず黄身を固く焼いてはいけない。十分に軟らかい状態のままにしておく。その黄身の真ん中に箸で穴を開け、ソースをその穴に注ぎ込む。これで目玉焼きのど真ん中にソースと黄身の混合物である液体のプールができあがる。そのプールに箸で切り取った周囲の白身の部分を浸して食べるのである。黄身とそースの混合液がなくなるのと白身を食べ終わるのがほぼ同じになるように工夫して食べるのだ。ソースを使う24人の中で、おそらくオレのような変な食い方をする人間は誰もいないだろう。もしも同好の士が他にもいれば教えてくだされ。
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