2003年06月18日(水) |
馬鹿天国!それはアメリカ |
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オレがアメリカという国をつくづく馬鹿の天国だと思うのはこの国の裁判のばかばかしさで故である。コーヒーを膝の上にこぼしてやけどをしたというおばはんがマクドを訴えて勝訴したり、オフロードでクルマを暴走させていて死んだ馬鹿が「死んだのはクルマの欠陥のせいだ」とホンダを訴えて勝訴したり、電子レンジでペットを乾かして死なせた馬鹿が電機メーカーから賠償を勝ち取ったできるからだ。
そんな馬鹿天国アメリカに輪を掛けた馬鹿な事件がまたまた発生して、今回も大いに笑わせてもらった次第である。なんでもコカ・コーラを配達していたトラック運転手が勤務中にペプシ・コーラを飲んだのがばれて解雇されたとか。コカ・コーラ社側は「個人に関することは言えない」とコメントを避けているが、組合によると「ライバル製品を飲んだのは会社を中傷する行為に当たるとして就業規則違反に問われた」という。今日は4月1日だろうか?とオレは思わずカレンダーを確認したほどである。
個人から企業の経営者に至るまで、アメリカというのはここまで徹底した馬鹿の国なのである。日本も馬鹿の国の一つであることは間違いないが、ここまで究極の馬鹿でもない。まだまだ馬鹿の程度ではマシな方である。NHKの社員だからといって民放が製作したテレビ番組を見てはいけないということはないし、トヨタ自動車の社員の駐車場であっても数はきわめて少ないが日産車やマツダ車が停まってるそうだし、広島市民が全員広島カープのファンというわけではない。多少の迫害やいじめは受けるものの存在そのものがおびやかされることはない。
もしも組織や集団、地域への忠誠をむりやりに誓わされるようなことがあるとすれば、戦争への協力を強制された戦前の翼賛体制と何ら変わるところはない。あの暗黒時代、東条英機の悪口を知人へのハガキに書いただけで特高警察に検挙され獄死した人もいたのだ。この暴言日記のようなコラムを書くことはおそらく死刑に相当しただろう。運良く現代の日本に生まれてこれたことに感謝したくなったぜ。
なぜアメリカのような馬鹿大国が強力な軍隊を擁して「正義は我にあり」と傍若無人に世界に君臨できるのか? おそらくアメリカの一般市民のレベルは服部君にマグナムをぶっぱなした馬鹿程度だからなのであろう。
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