2003年06月05日(木) |
参院事務局職員、乳を揉んで退職 |
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服の上から女性の胸を触るという行為になぜ人生を賭けてしまう男がいるのだろうか。全く理解に苦しむ話である。ふわふわとした軟らかいものを触りたいのならゴムまりでも買ってきてニギニギすればいいだけじゃないか。仕事をクビになればどれほど多くのものを失うのか触る前に考えていたのだろうか。それほどの代償を支払ってでも触りたくなるような、あの世からマリリンモンローが降臨したほどの見事な胸だったのだろうか。馬鹿な人間の考えることは、オレのような凡人には全く想像もつかないのである。
事件のあらましを説明すると、5月15日に参議院事務局職員の永年勤続表彰があり、十数人が勤務を終えた後に宴会を開いた。この席で男性課長ら2人が同じ部の女性職員2人の胸を触るなどしたという。要するに宴会で酔ったオッサンどもが若い女性職員の乳を揉んだという実に情けない事件である。参議院という場所には一応は国民の選良が集まってるはずなのだが、議員は賄賂を受け取って逮捕されるし事務局員は乳を揉んで辞めるし、これではどう見たって国民のクズを集めている場所にしか思えない。
さて、乳を揉んだ二人のオッサンの処分だが、一人は依願退職でもう一人は減給三ヶ月と差がある。二人の罪に軽重があるのはなぜか?それは乳を揉んだ回数なのかそれとも触れたときの力の入れ方の違いなのか、詳しい発表がないだけにとても気になってしまうのである。ぜひともこのことはきちっと報道していただきたい。
電車の中で痴漢行為をして捕まれば会社はクビにされ家族からは見捨てられ、それまで築き上げたものを一瞬にして失うことを誰もが知っている。もちろんそんなゲス野郎には同情の余地はないのだが、中には冤罪の人もいる。全く身に覚えがないのに鉄道公安官の前に突き出され、罪を認めないと家に帰してもらえず、一方的に示談に応じさせられ、大金をぼったくられることもあるらしい。これでは怖くてラッシュ時の電車には乗れない。自分は絶対に痴漢行為をしない人間であることはどうやって証明すればいいのだろうか。県知事や参院事務局職員、警官や大学教授などあらゆる階層や職業にセクハラ野郎が増えていく中で、オレのようなまともな人間は少数派の悲哀を味わって生きていかなければならないのだろうか。
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