2003年06月06日(金) |
陛下、皇居内に盗人が! |
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皇居内で働く宮内庁や皇宮警察の職員を組合員とする宮内庁信用組合で3億円以上の不明金があり、予定されていた警視庁職員信用組合との合併が延期されていたことが関係者の話で分かった。さて、このゼニを着服したのはいったい誰だろうか?陛下のお膝元でこのような不祥事が起きるとは全くもって許せないことである。戦前なら不敬罪で死刑になったかも知れないぞ。宮内庁御用達の堤医師も補助金の不正流用で辞めることとなったし、皇室関連で不祥事の連続じゃないか。
問題になった不明金に関しては、特定の幹部が長年の間資金を管理する立場にあり、その幹部が関与したのではないかという指摘も出ているという。結局はゼニを扱う人間のモラルの問題であり、高知県の土佐山村のように村の収入役サマに村財政を私物化されて愛人の老婆に貢がれたら全く防ぎようがないわけだ。
巨額の着服や横領事件の犯人はたいてい実刑判決を受けるわけだが(被害金額がすべて弁済されていれば執行猶予になる可能性もあるが)その懲役期間はなぜかとても短い。チリ人妻のアニータに8億貢いだあの青森県住宅供給公社のアホは懲役10年、10年の刑期を終えることで10億近い横領の罪を償ったことになるのである。年収1億なのである。オレのような普通の能力しかない人間にはとうてい稼げない金額なのだ。こんな事例を見るとどうも納得がいかないぜ。どうせなら時給1000円くらいで働いたと仮定して、被害金額分に到達するまでの懲役にしたらどうだろうか。寝ないで一日中働いて2万4000円、一年で876万も貯まるじゃないか。1億だって12年あれば貯まるぞ。10億なら懲役120年ということにすればいい。
数十兆という預金額があれば3億くらい帳尻が合わないこともあるかも知れないが、昨年3月末時点の宮内庁信組の組合員数は1540人、総預金額はわずか約50億6400万円という小規模の金融機関である。3億という金額はけっこう目立つと思うのだが、それに誰も気づかなかったということは、おそらくここもボンクラどもの巣窟なんだろうな。せめてまともに銭勘定できる人間の一人くらい雇っておけよ。もしかしてそこで働く人間はみんなコネで採用してるのか?
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