2003年06月02日(月) |
ボンクラ医師、幼児を見殺し |
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腸閉塞というのは何らかの原因で腸が詰まって、腸の内容物が通れなくなる状態である。激しい腹痛と胃液や胆汁を含む嘔吐で、腹部膨満が起こる。末期になると腹膜炎を起こし、ショック状態となる。緊急な手術が必要となり、手遅れになると死亡率も高くなる。
自分の身体に発生したこの尋常ならざる状態を、5歳の子供がうまく周囲の大人に伝えることが可能だろうか?泣きながら激しい痛みを必死でこらえ、放置されて死んでいった幼な子の哀れさを想像すると、もしもそれが我が子の受けた仕打ちであったならばオレは怒り狂って医師をその場で絞め殺すかも知れない。
東京都葛飾区の都保健医療公社「東部地域病院」で今年3月、重症の腸閉塞を起こした5歳の男児が急死していたことが分かった。死亡したのは豊田理貴ちゃん)は午前4時半ごろ急な腹痛で来院したが、かん腸で痛みが改善したため帰宅。しかし、顔色が悪かったことなどから、同7時半すぎに再来院。仮眠中だった当直の小児科医が18分後に診察し、X線撮影などの結果から、ウイルス感染で腸の動きが悪くなる「まひ性イレウス(腸閉塞)」の疑いと診断。入院させてかん腸と点滴で経過を見ることにした。
当直医はその後、日勤の小児科医と交代したが、その際、X線写真を見せずに口頭で引き継ぎ、重症と伝えなかった。日勤医は理貴ちゃんを診察せずに放置し、午後1時半ごろ嘔吐(おうと)したとの連絡で駆け付けた時には既に心停止状態で、午後4時すぎに死亡したという。
すぐにこの二人のボンクラ医師の名前と顔写真を公表してくれ。医者から見ればその子供は何百、何千という無数の患者の中の特に運の悪かった一人に過ぎないのかも知れないが、親から見ればこの世にたった一つのかけがえのない存在なのだ。責任を認めて謝ったところで命が復活するわけでもないだろう。どうして3ヶ月もたってからこんな不手際が明るみに出たんだ。もみ消し工作が失敗に終わったからじゃないのか。「全力を尽くして患者の生命を守る」というプロ意識の欠けたこんな情けない連中からは、さっさと医師免許を剥奪してくれ。心配でおちおち病院にも行けねえぜ。それにしてもこういう医療ミスはおそらく日本中で発生していて、闇に葬られているのだろうな。
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