2003年05月22日(木) |
カイワレに罪をなすりつけた外道 |
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1996年、大阪府堺市でO(オー)157による集団食中毒騒ぎが起きたとき、もっとも疑いが強かったのは牛肉だった。O157というのは牛の腸内細菌の一つらしい。それが人間の腸内では猛毒になるのだ。
騒ぎを収集するためには原因食材の特定が必要であった。しかし、下手に牛肉犯人説を発表すれば、食肉業界は大打撃を受けることになる。(もっとも、馬鹿で無責任な厚生省や農林水産省の役人のせいで引き起こされた狂牛病騒ぎで業界が受けた損害2600億に比べたら知れてるが)
なぜこの騒ぎの頃に、鈴木宗男氏に対して阪南畜産グループから国産高級乗用車(値段から考えてセルシオか?)の贈与があったのか、オレはついつい得意のゲスの勘ぐりというのを繰り出してしまうのだけど、食肉業界よりもはるかに規模の小さいカイワレ業界をスケープゴートにして事態を収拾しようという悪巧みが彼らにあったのかなかったのか、オレにはわからない。単なる憶測にすぎないし、そんなことがあったにしてもムネオは死んでも口を割らないだろうし、すべては藪の中である。
結果だけを言えば、カイワレは濡れ衣を着せられ、羽曳野市の南野農場というカイワレ生産農家は「O157の発生元となった施設」と発表されてしまう。その施設からはO157は検出されなかったのだが、一度広がった風評はもはや止められなかったのである。これは厚生省が食肉業者と組んで起こした犯罪であったとオレは思っている。
週刊現代に連載された「食肉の王」では、狂牛病騒ぎの時にこの阪南畜産グループが大量の肉を国に買い上げさせて焼却したことが描かれる。たまたま雪印食品や日本ハムはバレて見つかっただけである。焼却された肉が本当に国産だったのかどうか、確かめるすべはない。ちなみにその週刊現代、地元である南大阪地域のコンビニでは買い占められて姿を消していたのも事実である。
オレはカイワレが好きだ。フォルクスのサラダバーにあるカイワレはいつも一人で全部食べて空っぽにしてしまう。O(オー)157騒ぎでカイワレが犯人扱いされたときもオレは平気で大量に喰っていた。消えたカイワレを探し求めて何軒ものスーパーを回ったんだぜ。カイワレに罪をかぶせた悪党どもよ、賠償金は国でなくおまえらが払いやがれ!
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