2003年05月18日(日) |
ふざけるな朝日新聞! |
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朝日新聞が曽我ひとみさんの家族の住所を断りもなく(だから盗み見というのだが)メモして、報道していた事実が明らかとなった。新聞記者には取材上知り得たことの中で、記事にしてもよいことと悪いことを判断するだけの良識が求められる。ただ、馬鹿記者も中には混じるので、それをデスクでチェックしてから記事にするわけだが、アサヒコムではその事情をこのように記している。
”本社ではプライバシー保護のため、住所を記事にする場合は基本的に細かい地番まで記していない。しかし、外国の住所だったこともあり、プライバシーに思いが至らず、詳細な住所がそのまま紙面化されてしまった。東京のデスクらには、この住所にかかわる部分が本紙記者による独自取材の結果という意識はなく、発表された情報をそのまま書いたと思いこんだ。”
彼らの言い訳はこういうことだ。「外国の住所だからプライバシーに思い至らなかった」「発表された情報だと思った」馬鹿!、外人の住所なら発表してもいいのか、それこそ朝日新聞の好きな差別じゃないか。そして「発表された情報だと思った」にはあきれる。そんな卑怯なことをする人間が他の新聞社にも居たと思ってるのか?川崎の万引き中学生が電車に轢かれた事件で「万引きはみんなやってる」と言った馬鹿主婦と同じレベルの発言を、新聞社の責任ある地位の方がしてもいいのか。お前らマスコミ人としての自覚がなさすぎるぞ。
オレは事件に関する朝日新聞社のコメントを読みながら、重大なことが欠落していることに気が付いた。それは、「盗み見して勝手に記事にする」という恥ずかしい取材を行った記者の名前がないことである。そのような外道記者は即座に名前を公表すると共に懲戒解雇して、以後そのような取材方法は絶対にしないという姿勢を世間に示すべきだ。いくら謝罪の言葉を尽くしてもダメなのである。実質的な行動が伴わないといけないのである。毎日新聞の五味記者の場合は「過失」だが、こちらの「盗み見」は過失でもなんでもなく故意犯である。記者個人に責任をとらせたくないのなら、しかるべき地位にある人が代わりに辞表を出してお詫びをするべきである。朝日新聞の不祥事としては、サンゴ落書きでっちあげ事件以来の衝撃だったぜ。
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