2003年05月06日(火) |
巨乳をブームにしたヤツは誰だ! |
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オレはやっぱり「薄幸の美少女」タイプが好きだ。ほっそりした肢体にほとんど膨らみのない平らな胸、そういう女性になぜか心惹かれてしまうのである。しかし、今の日本は巨乳ブーム真っ盛りなのである。テレビでも雑誌のグラビアでも人間なのか乳牛なのか紛らわしいホルスタイン女どもが我が世の春を謳歌しているのである。その上、周囲の脂肪を詰め込んで胸の隆起を大きく見せるブラなどが100%近く普及しているせいで、街で貧乳の女性を見ることなどもうほとんどないのである。
そうしたなんとも悲しい状況の中で、オレは今日借りてきたビデオでなつかしの貧乳に出会えて思わず安堵したのである。ビデオの題名は「至福のとき」、「初恋の来た道」で有名になったチャンイーモウ監督の作品だ。作品を簡単に解説したい。
近代化が進む中国・大連。中年の労働者チャンは太った女性とお見合いするが、彼は工場をリストラされて失業中なのに社長だとホラを吹く。お見合いをした彼女の家には甘やかされた息子のほかに、前夫の連れ子である盲目の少女が住んでいた。厄介払いをしたい彼女はその少女をチャンに押しつける。少女の境遇に同情したチャンは、彼女を会社の寮と偽って自分のアパートに連れて行った。按摩が得意だという少女に仕事を世話してあげようと工員仲間の協力で工場にニセの按摩室を作り、チャンから心づけ用の5元紙幣を受け取った仲間たちが、客に扮して順番にここを訪れた。少女は一生懸命働いた。お客さんたちが気持ちよさそうに眠りこけると、自分まで癒されたようで嬉しくなった。もっともっと働いてお金が貯まったら、蒸発した父親を探し出し、目を治したい。そして、最初に見たいのは、父親とチャン社長の顔。そう聞いてチャンは涙ぐんだ・・・・・
もう説明は不要だろう。このヒロインがオレ好みの貧乳の美少女なのである。シャワーを浴びた後の彼女が下着姿で出てくる場面でオレは「おおっ!」と思わず感動の声を上げそうになったくらいである。いや、そんなところに喜ぶ楽しみ方は邪道だ!この作品はちゃんと内容に感情移入して、見終わったらお約束通りに泣かなければならないのだ。もちろんオレもビデオを見ながらそっと涙をぬぐった。
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