2003年04月20日(日) |
ハウステンボス再建はジブリにまかせろ |
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2月26日に会社更生法の申請をした長崎のハウステンボスだが、東京ディズニーランドを経営するオリエンタルランドが再建の手助けをするという風説が流れている。しかし、九州に第二のディズニーランドを作っても意味がない。しかも売り上げから高額のロイヤリティーをディズニー本体に持って行かれたらさらに再建は困難になってしまう。だったら、ディズニーに頼らずに日本独自のキャラで勝負できるテーマパークにして生き残りを賭けることをオレは勧める。
日本独自の・・・といえばもうあれしかない。「千と千尋の神隠し」でついに世界のアニメの頂点を極めたスタジオジブリのキャラを活かした「ジブリ王国」にしてしまうことである。幸い、これまでの映画にはヨーロッパの街を舞台にしたようなものがいくつもある。「魔女の宅急便」や「紅の豚」には今の街をそのまま転用できる。
もっともあれだけの敷地面積があって、海があって、分譲用の別荘地があればどんなものでも作ることができるはずだ。USJみたいなアメリカの借り物ではない、日本独自のテーマパークを創造するという壮大な企画にぜひ宮崎駿さんの協力を取り付けるのだ。世界中の人々が宮崎アニメの世界に注目している今、その人気を活かさないのは実にもったいない。いちおう三鷹にはジブリ美術館があるが、完全予約制でなかなか入場できない。これは実に惜しいことである。
長崎ハウステンボス改めジブリ王国がオープンしたら、長崎空港に乗り入れる国内線の飛行機にすべてジブリのキャラを描き、乗務員もコスプレで盛り上げる。園内でジブリ映画の最新作が入場者のために先行上映されれば、いち早く観たいマニアは世界中から駆けつけるということになるだろう。博多や熊本からハウステンボスまでは観客輸送用のネコバスが走り、園内には箒で空中を飛ぶアトラクションなどを設置するんだ。長崎が中国や韓国に近いという地の利も活かせる。日本人の客を誘致するのではなく、海外での宣伝により力を入れればいいのだ。ハウステンボスの再生が成功すれば今度はシーガイアの再建である。オレには絶対成功する秘策があるんだが、タダでは教えてやらないよ〜ん。
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