2003年04月15日(火) |
ケンシロウ!おまえはもう死んでいる |
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保守新党の松浪健四郎議員が、私設秘書の給与をヤクザに払わせていたことがバレて大騒ぎである。ヤクザというのはまっとうな人々の働きの上前をはねる存在だが、そのヤクザからさらに上前をはねているのだからこの松浪議員はたいした男である。なぜあっぱれ松浪健四郎という新聞の見出しがないのか不思議である。
またこのヤクザは談合容疑で大阪府警から指名手配されていたのだが、なんと松浪議員は捜査状況を大阪府警に照会していたのである。もしかしたら犯人隠匿に関わっていたのかも知れないのである。木っ端議員が頼まれてやってる交通違反もみ消しなんかとは比べモノにならないほどの働きぶりである。このような立派な議員に投票できたことを大阪19区の有権者は誇りに思わないといけない。
この照会に対して松浪議員は「(ヤクザの)会長に頼まれたからやったこと。事件の詳しいことも指名手配のことも知らなかった」と答えているが、そんな見え透いたウソをつくなよと誰もが思っているはずだ。どうして政治家という連中はこうも往生際が悪いのか。日本三大バカ公共事業の一つ、いずれ水没してしまう関西空港がらみの利権であんたがどれだけ儲けたのか知らんが、少なくとも建設会社が給与の肩代わりまでしてあんたに便宜を図ろうとしているのは、そこに利益供与の関係が存在するからだろう。
まさかあんたがウラで談合を取り仕切ってるなんてことはないよな。地方自治体の職員を恫喝して入札予定金額を聞き出し、建設業者に情報をリークするような古典的なことはしてないよな。おまえのしたことはただ、限りないボランティア精神で自分を応援してくれるヤクザから秘書給与を肩代わりしてもらっただけだよな。その程度のことで議員を辞職する必要なんかないと思ってるよな。大阪府警の連中は国会議員サマが捜査状況を照会したら便宜を計って逐一報告してくれるものだと思ってるよな。
ふざけるなよちょんまげ野郎。ヤクザはおまえだろう。おまえの一族も一人こないだ逮捕されたところじゃないか。
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