2003年04月05日(土) |
どうしてNHKでヤンキースなんだ? |
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今日4月5日土曜日、午前9時から12時までNHK総合ではなんとアメリカ大リーグの野球中継だった。国民から視聴料という名の一種の税金を徴収して運営されている公共放送が、一部のマニアが見るアメリカ大リーグの野球中継を放送することが果たして正しいのか。いくら松井秀喜が国民的人気があると言ってもオレには納得できない。このような事実に対して視聴料を払っている人々は断固抗議すべきである。放映権を獲得するためにNHKはいったいどれほどのゼニを必要とするのか。少なくともNHKはそれを明らかにし、視聴料を払っている全世帯の同意を得るべきではなかったか。もしもみんなが同意してもオレは絶対に同意しない。
大リーグの試合などは見たい者がゼニを払って見ればいいのである。ケーブルテレビやスカイパーフェクTVなどの有料放送で見せればいいのだ。大リーグの野球中継などよりもはるかにNHKで見せる価値があるはずの阪神タイガースの試合でさえ、オレはスカイパーフェクTVと契約して月々3000円ほどのゼニを支払って見ているのである。大リーグなんかを放送するのならこっちをやってもらいたいぜ。
テレビ番組の中にはくだらない番組も多い。しかし、そのくだらない番組にもスポンサーがつくから放送できるのである。NHKという公共放送の本来の目的は、「放送する価値がある内容だがスポンサーがつく可能性がないため番組になり難い」ものを国民に見せることである。歌舞伎や文楽と言った伝統芸能、語学講座、教養番組、まじめなニュース番組などをこそ放送すべきであり、低俗なお笑い番組や青少年の劣情を刺激する猥褻な番組は民放に任せておけばいいのである。
国民から預かったゼニで運営されてる以上、出演者へのギャラもできるだけ値切るべきだ。紅白歌合戦などは出ること自体を名誉として出演料はタダにしてしまえ。指名されたら必ず出なければならず、断ったらCDを販売禁止とかのペナルティを課せばいいのだ。もともとNHKはギャラが安いことで有名だったじゃないか。NHKの略称の意味は「日本放送協会」であると同時に「日本薄謝協会」でもあると昔聞いたぞ。本多勝一は「日本白痴化協会」と書いていたっけ。
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