2003年04月04日(金) |
鼻の穴がかゆいのじゃ |
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鼻の穴がかゆいのだ。かゆくてかゆくてたまらないのだ。それで仕方なしに鼻の穴に噴霧するスプレー式の薬を買ったのだがちっとも効かないのじゃ。お湯を鼻の穴から吸い込んでみて洗浄したり、あれこれと試してみてもどれも効果がない。仕方なしに医者に行って飲み薬をもらったら今度は眠くて仕事が手に着かないのじゃ。居眠り運転しそうでこれではクルマも運転できない。しかも全く症状は改善されない。ただの睡眠導入薬でしかなかったわけだ。全く困ったモンだぜなんとかしてくれよ。
朝から晩まで鼻をかみ続けるので、ティッシュの箱がたちまち空になる。効かない薬とティッシュ代にいったいどれほどのカネを使わされたことか。オレはもう怒り狂ってるんだ。政府はこの非常事態にこそ思い切って花粉症対策をやってくれ。
ええっ、財源をどうするのかって? こんな時にこそ公共事業費を使えばいいのじゃないか。大都市には巨大な花粉除去フィルターを設置して、どんどん空気をきれいにするのじゃ。マンションの壁にはゴキブリホイホイに使うような粘着テープの巨大なヤツを貼り付けて花粉をくっつける。花粉が落下するようにアスファルトを剥がして土の部分の露出を増やす。スギやヒノキといった原因になる樹木を他の木に植え替えるか、あるいは花粉が飛散しないような木になるように品種改良を徹底して行うとか・・・オレが今思いつけるだけでもこんなに方法はあるんだ。専門に研究している連中ならもっと効果的な手段を出せるだろう。そういう専門家連中は得てしてコストの意識が欠落してる場合が多いのだが。
ここから先はオレという疑り深い人間が自分勝手に主張しているただのゲスの勘ぐりだが、政府が花粉症対策になんの手も打たないのは、それが製薬業界の売り上げにつながってるせいなのではないか。確かにオレはもう5000円以上の薬代を使っている。治らないとわかっている以上、これ以上のゼニを掛けたくはない。効かない薬を平気で売ってるのも、もしかしたら業界がみんな談合して、「みんなで売れば怖くない」という方針にしてたりして。どこか、業界を裏切ってくれる良心的な会社はないのか。それにしても鼻がかゆい。
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