2003年04月02日(水) |
どうすれば飛び込み自殺を減らせるのか? |
携帯用URL
| |
|
JR西日本では5年計画で現在使用中の快速電車の車両をすべて新型車両に入れ替えてスピードアップを図るらしい。新快速に使ってる車両は時速130キロ運転が可能だが、それ以外の電車には最高速度が100キロしかでない鈍足車両をまだまだ使っているせいで、新快速で18分の三宮〜大阪間が快速では30分以上かかる時もある。(途中で新快速に抜かれるということも影響している)車両を入れ替えたあとは、基本的に快速が新快速に抜かれるということはなくなるらしい。そうすると混雑が分散されるので通勤客にとっては快適になるだろう。男性車両をさらに苦行の場と変貌させた女性専用車両の導入よりもはるかにサービスの向上として価値あることである。しかし、いくら最高速度を上げてもどうにもならない問題がある。それは人身事故だ。
今朝も大阪では人身事故のせいでJRが大混乱した。一週間に一度はこういうことが起きるのだ。そのたびに数十万人の足に影響が出るのである。実に迷惑な話だ。損害額を金銭に換算すれば億単位の被害がその都度起きていることになる。そこでオレは二つの策を提案する。
まず一つ目の手段は「飛び込めない車両の導入」である。前部に流線型のカバーを付け、飛び込んだ人が線路に巻き込まれずに空中にはねとばされるようにするのだ。もちろん吹っ飛ばされればケガはするだろうが、少なくとも轢かれるよりもダメージは小さいはずである。どんな形状ならケガをしにくいのかまだまだ研究の余地は残っていると思われるが。
もう一つの方法は、ホームのいたるところに飛び込み事故の無惨な写真を掲示することである。「飛び込んだらこんなことになりますよ」と乗客に刷り込ませるのである。その上でホームの目立つところにたくさんの警告を表示するのだ。「飛び込み事故の賠償は2億円」などと具体的に金額を出せばいいだろう。生命保険のカネが入るとしても、まず賠償の方に優先権があるので遺族には一銭も残らないということを「社会の常識」にしてしまえばいいのである。
だったら死にたい人はどうすればいいのか? それこそオレが提唱する「他生」の精神、臓器提供自殺じゃないか。これこそ早く制度化してくれよ。
前の日記 後の日記