2003年03月30日(日) |
運転中にマンガ読むなよ馬鹿 |
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大阪に帰るために中国自動車道を走っていた時のことである。目の前を走る大手運送会社のトラックが蛇行運転をしていることに気づいた。時々右に大きくふくらんでからあわてて戻り、左側の白線を踏みながらゆっくりと80キロくらいで走行している。ふだんの自分なら一瞬に抜き去るところだが、残念なことにその日は訳あってスバルドミンゴという実に非力なクルマを運転していたのである。少し横風が吹いただけでハンドルを取られそうになるくらいだから速度が出せない。仕方なくその蛇行トラックを追走することにした。安全のために車間距離を十分に取り、事故の現場を目撃したいという野次馬根性もあってしばらく観察することにしたのである。
さて、なぜそのトラックは蛇行していたのだろうか。オレはまず「睡眠時無呼吸症候群」による居眠り運転の可能性を考えた。しかし、どうも眠ってるのでもなさそうだ。ゆるやかなカーブがあるとちゃんとカーブの曲線どおりに走れているからである。だったら何が原因だろうか。追走することに飽きてきたオレは、原因を確かめるためにそのトラックを追い抜くことにした。並んだときにオレは、チラリとトラックの運転席を覗いてみた。
なんとそのドライバーはマンガを読みながら運転していたのである。頼むから防音壁に激突して一人で死んでくれ。間違っても他のドライバーは巻き込まないでくれ。
給料をもらって運転しているプロのドライバーがそれじゃあ困るだろう。オレは追い抜く前にナンバーを控えなかったことを激しく後悔した。そんな危険なヤツは会社に電話で密告してぜひともクビにしてもらいたかったからだ。
渋滞の最後尾に突っ込んで大惨事とか、故障で路肩に駐車しているクルマに追突するとかいう馬鹿事故の記事を読むと、「いったいどこ見て運転してるんだ?」と思うが、案外この馬鹿と同じようにマンガを読みながら運転していたのかも知れないなあ。飲酒運転同様にマンガ運転も罰金50万円くらいは取って欲しいぜ。テレビを見ながら運転している馬鹿も罰金5万だ。ついでに助手席の女といちゃつきながら運転している馬鹿からも罰金100万くらい取ってくれ。運転が下手なヤツに限って安全意識も薄いから困ったものだぜ。
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