2003年03月27日(木) |
ひったくりは手首を切り落とせ |
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妹から突然携帯にメールが届いた。「いま、ひったくりに襲われてん!」なんということだ。いくら犯罪都市大阪と言っても、オレが車上荒らしに遭ってひと月も経たないのに、今度は妹がひったくりとは。幸いなことに妹は「盗られた」のではなくて「盗られかけた」だけだったのだが。
妹の話では、夜の9時ちょっと前のこと。給料日ということでキャッシュコーナーでゼニを出そうとしていたら、柱の陰でこちらをじっと見ている不審な若い男がいて、帽子を目深にかぶって顔を隠していた。胸騒ぎがしたのでゼニを出してから不意に走り出して一気に自動ドアを抜けて走り出したら、その男も走って追ってきて、生きた心地がしなかったとか。幸い、オレの妹は先に気づいたので逃げることができたわけだが、ぼーっとしているオバハンならヤバかっただろう。
それにしてもこの「ひったくり」という犯罪、なくすことはできないのか。大阪はひったくり日本一の都市で、中学生高校生の中にはゲーム感覚で盗む馬鹿もいるし、追ってこられないからと障害者をわざと狙うド外道までいる。そこでオレは思うのだが、こういう連中を一網打尽にするためにはやはりおとり捜査だ。
老婆のコスプレをした婦人警官や酔っぱらったオッサンのふりをした刑事を、ひったくりの発生しそうな道路に配置して、ひったくり犯に犯罪を起こさせるのである。逃走経路もちゃんと計算しておいて、そこにちゃんと捕縛役の警官を配置しておく。そうしてどんどん検挙すればいいのである。スピード違反のねずみ取りに比べてはるかに価値ある取り締まりだ。
ねずみ取りはうっかりスピードを出し過ぎてしまった善良なドライバーを罠にはめるわけだが、うっかりひったくりをしてしまう善良な人間などいない。善良な人間はひったくりなど絶対にしないのである。普通の人間もしないのである。オレのような、どちらかというと悪徳者の方に分類される人間でも断じてひったくりなどはしないのである。だからこういうおとり捜査はどんどんやってもいい。難癖を付ける人権派弁護士が居たら警官がひったくりの実演を見せてやれ。一度でも恐怖を味わったら、二度とおとり捜査にノーとは言えないぜ。
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