2003年03月24日(月) |
フセインはやっぱり死んでいる |
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ちまたに流れるフセイン死亡説、陰謀なのかそれとも事実か? そうしたウワサを払拭するために、やっぱりあの男はテレビに出てきた。ただ、オレの目には長時間原稿を棒読みし、ときどき自信なさそうに上目遣いに前を見るあの男がフセインだとはどうしても思えない。あれは明らかに影武者に決まってるだろう。どうみたってそうとしか思えないぜ。アルジャジーラからは捕虜になった米兵の発言映像も流れた。
しかし、この「捕虜」というのも考えれば不思議な存在である。だってさっきまで自分たちの仲間を殺そうとして銃を向けてきた連中だろう。それが捕虜になったらいきなり生命や人権が保証されるのかね。ジュネーブ条約というのは実に不可解だ。生命人権が保証されるべきなのは、空襲下の一般市民だろう。焼夷弾で無抵抗の市民を大量に焼き殺したB29搭乗員の行為は国際法違反や戦争犯罪には問われず、落下傘で降下して捕らえられた米兵を街路樹に縛り付け、みんなで石を投げてなぶり殺しにしたらそれは「捕虜の虐待」という罪になるという。
もしもオレが空襲下の市民なら、自分を殺そうとした相手に情けをかけることはとうていできない。強盗に入られて家族を惨殺された後、格闘の末に運良く相手の武器を取り上げることができたなら、迷わずオレはその強盗に報復するよ。そんなこと当然だろう。別にイラク人民に肩入れするものでもなく、かといって攻撃を支持するわけでもないのだが。
今日、たまたまコーラのタダ券があったからマクドに行ってハンバーガ単品×2(118円)を注文して、そのときにゆっくりと産経新聞を読んだのだが、そこに掲載されていた読者の投書がすべて「ブッシュ大統領支持」だったのには驚いた。いくら産経が右寄りと言ってもここまで極端でいいのかね。そこには反戦のハの字もなかった。やっぱり新聞はいろいろ比較して読まないといけないことがよくわかる。家で取っている分だけではダメみたいだ。今日の日記はとりとめもない話になってしまったが、やっぱり戦争が気になってしまってテレビの前に釘付けなんだ。明日は図書館で毎日と読売と日刊スポーツを読んでみよう。
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